AFS70期生のI・Tです。イタリアに来てから5ヶ月が経ちました。私は今ローマとナポリの間にある、テッラチーナというところでホストマザー・ホストファザー・2人のホストブラザー(兄の方は同じくAFSでカナダに留学中)と住んでいます。
ここでの生活を一言でいうと「驚きと感謝」です。最初の数週間は日本とのギャップの差に慣れずに困惑したりイライラしたりすることもありましたが、ホストファミリーやホストスクールのクラスメイトたちが相談に乗ってくれたり励ましたりしてくれました。

私が感じたギャップの中で、日本と比べて圧倒的に違うところをいくつか紹介したいと思います。まずは、学校生活です。イタリアの高校は5年制であり、14歳から18歳まで通います。私は3年生の学年で「人間科学」という専攻に所属して勉強していますが、クラスメイトや先生はみんな明るく、私を「留学生」ではなく、「一人のクラスメイト」として接してくれています。
授業は日本と同じ6限ありますが部活動がなく、昼食も家で食べます。日本では暗くなってから家に帰っていましたが、イタリアでは13:30~14:00には家に帰っているので、午後の時間は友達と一緒に出かけたりジムに行ったりしています。

もう1つ挙げると、年内行事にも日本と大きな違いが垣間見えました。イタリアはカトリックなのでクリスマスをすごく大事な行事と考えており、恋人や友達と過ごすことが多い日本と違い、イタリアは親戚一同集まって豪華な食事を食べたり、カードゲームをしたりします。逆にお正月は友達と一緒に遊んだり大きな花火をあげたりします。イタリアに来てから驚くことばかりですが、このギャップが、今ではイタリアの素晴らしいところであり、魅力的であると感じています。

最後に私にこのような貴重な体験を支援、応援してくださったホストファミリーや現地のLP、AFS協会の皆さん、そして日本の家族や友達に感謝します。残りの5ヶ月も悔いのないようにイタリア語はもちろん、現地の人柄・文化・食べ物にさらにどっぷり浸って頑張ります。

AFSボランティア奨学金奨学生
2023年・70期 イタリア派遣 / I・Tさん

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