この度は森村豊明会様の支えにより、 広人な隣国であるロシアで留学牛活を送ることができました。 誠にありがとうございました。
帰国した今、 ロシアで出会った人逹との小話をお伝えしたいです。
1つ目はよく行っていたお店での出来事です。 お土産をたくさん買って会計をしたのですが、そのお店のカードを家に忘れてきてしまいました。そのことで店長が、なぜ持ってこないの!あなたの損になるんだから、と怒ってポイントにはならないのですが、 それとは別のものをくれました。 日本では店員が客に怒る光景を見かけないのでとてもお節介焼きのロシア人らしいなと思い、 くすりと笑ってしまいました。

AFSの冬のキャンプであった、1月7日のクリスマスのお祝い

2つ目は、AFSのキャンプでの出来事です。クリスマスパーティーのプレゼント交換として私は日本の有名なアニメのTシャツを選びました。たまたまそれが当たった男の子を見つけて話しかけたら、すごく喜んでいました。あまり笑っておらず冷たい印象でしたが、ふと打ち解けるととても親しくなったのです。
そんなロシア人がとても愛らしいのです。 一見笑わず冷たく見えるけれど、 少し親しくなると笑顔を見せたり、 世話を焼くようになる。学校の友人たちは、ビックリするくらい私の面倒を見てくれました。先生もまた、言語や方法が違って戸惑っていた私に丁寧に教えてくれました。言語や文化の壁で辛いことはたくさんありました。 しかし、 帰国後に写真や日記を見返すと、 気づいたら笑顔になっています。

ホストタウン(居住地)の変更で離れる私のお別れ会をしてくれた留学生たち

親しくなると一変して、よく笑い、お節介を焼くようになるロシア人はとても愛おしいです。いつかまた、戻りたいと思える場所ができました。プログラムはコロナウイルスの影響で中断されてしまいましたが、 非常に貴重な経験は忘れることはできません。これを機に異文化交流・理解に勤しみます。

帰国前に家族での最後の食事の前 

AFS66期・2019年派遣 森村豊明会高校留学奨学金生
ロシア派遣 / 谷水 香月

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この記事のカテゴリー: ロシア 年間留学体験談