まず初めに奨学金を寄付していただき誠にありがとうございます。お陰様で大変充実した留学生活を送っております。
早速本題に入りますが、私はハンガリー南部のセゲドという大変美しい街に住んでいます。昔ながらの建物が多く残っており観光地としても有名な街です。サラミも有名です。
留学生活が始まって五か月が過ぎたわけですが、もうすでに自分の価値観や考え方が変わる瞬間が何度もありました。いくつか書いていこうと思います。
まずは英語教育についてです。僕は幸運なことにクラスメイト全員が英語を喋れるのでクラスメイトとは基本的に英語で会話します。日本の私の学校では考えられません。ハンガリーの私の学校の英語の授業では基本的に先生が英語を使います。板書より英語で会話することのほうが多いです。
誰かが海外旅行に行くとその国について英語でプレゼンをします。細かい文法はハンガリー語でやりますが、基本的に英語しか使いません。
このことから、私は英語を話せるようになるには、聞く→真似して聞いた言葉を使う→会話→読み書き、という過程で勉強していくのが一番効率的だと思います。単語が大事と口酸っぱく言われてきましたが、私の考えに当てはめるとそうではなさそうです。
もう一つは日本は素晴らしい国だということです。日本では当たり前のことがハンガリーでは当たり前ではないことなんてたくさんあります。更に、ハンガリーに来てから日本のことが嫌いだという人に会ったことがありません。「寿司が大好物だ」とか「日本に行きたい」とか「日本語の発音が可愛くて好きだ」とか「日本人の可愛い女の子紹介してくれ」など、更にはハンガリーに留学に来たのにも関わらずハンガリーで日本語を勉強している子もいます。みんな日本が大好きです。特にタイ、インド、インドネシア、香港の人たちは出会った人みんな日本好きでした。私は留学前から日本に生まれてと思っていましたが、一旦日本を離れた事によってそれが愛国心にそれもすごく強い愛国心に変わりました。
最後になりますが、まだまだハンガリー語も英語も未熟なので、語学の勉強も頑張りつつ、人間的にも成長して大好きな日本に帰りたいと思います。
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AFS66期 ハンガリー派遣/ 杉本 真太郎
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