AFS第64期アメリカ派遣生の陳 勇誠です。
今回は奨学金を頂かせてもらい大変ありがとうございました。とても良い留学体験を味わいました。
今回の留学を得て、私はアメリカの高校生活、私生活、食文化など、アメリカに住んでみなければわからない様々な体験をし、影響を受けました。
まず高校生活で、私は色々な高校生と出会い共に一年間過ごしました。アメリカの高校生は、個性がみんな違い、同じ個性を持つ人を見つけるは、とても難しいです。
例として、私のホストブラザー達は双子で、兄の方はスポーツ大好きな超運動系で、かつビジネスに興味を持っています。しかし、弟の方はスポーツをそれほど得意とせず、またゲームが大好きでとても賢い人です。このように、双子であっても趣味が全く違う人です。
また学業は、みんなきちんと重要視していて、いくら勉強が嫌いな生徒でも、成績Aを取ることを考えてテストを受けていました。
私は、アメリカの高校生達のスイッチ切り替えがしっかり出来ていることに感心し、影響を受けました。
またロボティクスでは、大会などでチームのことをみんなに知ってもらうためのプレゼンテーションのメンバーになるなど、色々な活動で地域の子供たちや、社会人たちと交流しました。
その中で、将来に役立つ知識や経験を得ました。今後は、この知識や経験を利用し、色々な人達にシェアしていきたいと思います。
ロボティクス以外にも、私はブラスバンドのメンバーとして活動し、元々やってみたかったジャズバンドやペップバンドというバスケットボールのホームゲームで演奏するグループなどにも積極的に参加しました。
ジャズバンドでは、吹いたことのないトロンボーンを一から友達に教えてもらい、上級者向けのジャズバンドで吹けるようになりました。
またペップバンドでは、応援曲を始める前のチューバソロを担当し、チームのために応援をしました。
そして、5月に1年間の活動を称するバンクェットというのがあり、ブラスバンドのメンバーとその家族が参加しました。
そこで私はブラスバンドの先生から会場全員に紹介され、そして色々と感謝されました。その後、会場にいた全員よりスタンディングオベーションをもらいました。
このような経験は、誰でも出来るようなものではないので、とても貴重な経験をさせてもらえました。
高校生活以外でも、色々と影響を受けました。
私が住んでいた街から最も近い都心であるデトロイトでは、毎年行われているモーターショーがあり、そこにAFSのボランティアの方と行きました。
会場にはたくさんのメーカーの車があり、大勢の人が集まっていました。私はボランティアの方と、色々なメーカーを回りました。
中でも最もすごかったのは、バーチャルリアリティでの新車体験です。また、この新車は、将来的に全自動で運転するため、バーチャルリアリティで私は運転することはありませんでした。
その他にも、デトロイトには色々なソウルフードがありました。
中でも、私が最も好きなのは、ひき肉、トマト、スパイスで作ったソースをホットドッグの上に乗せたコーニードッグです。これがとても美味しく、しかもおてごろの値段で食べられます。
高校生のうちにこれらのことが体験出来たことは、将来で何らかの役に立つと思いますし、他の高校生とは違った世界観を持てたと思います。
これからは、これらを使い、将来に向けて夢を追いかけたいと思います。
オデッセイIT奨学金 奨学生
AFS 64期 アメリカ派遣 陳 勇誠
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