オーストラリアでの約10ヶ月間は、一生忘れることのできない期間になりました。
すべてがうまくいっていたわけでなく、たまには落ち込んだり自分で悩んだこともありました。でも、今になってはそれらすべてがいい思い出です。

まず、オーストラリア人の明るさと優しさが印象に強く残っています。
オーストラリア人は、知らない人でも道ですれ違ったらあいさつをしてくれる程フレンドリーです。そのため、学校では僕が留学生だからということもあり毎日たくさんの人が話しかけてくれました。そして、同じ学年のほとんどの人と友達になることができました。
また、自分に悩みがないか聞いてくれたりもしました。
この留学で何度オーストラリア人の明るく優しいところに救われたかわかりません。

また、オーストラリアで自分の意見を自分から発信する大切さを学びました。
授業は毎日まるで討論のようで、日本の「主に聞くスタイル」とは大違いでした。テストは、日本の一つの答えを導きだす形式とは違い、自分の意見を〇〇字以内の作文を書くというものがほとんどでした。
これらから、日本とオーストラリアの教育方針の違いについても気づきました。

それと、オーストラリアで親友と呼べる友達をつくることができました。
みんなで週末にビーチへ行ったり、音楽フェスに行ったり、泳げる大きな滝つぼに行ったりなどたくさんの思い出をつくるこどができました。

このようにな事をはじめとして僕はオーストラリアで数えきれない程の経験をし、それらを通して自分のこれからの人生について考えたり、自分の今までの考えを改めたりなどすることができました。
オーストラリアはもう僕の大切な第二の故郷です。それと、こんな貴重な経験ができたのは自分の周りのすべての人々のおかげなので、これからもしっかり感謝し続けていきたいと思います。
また、自分の経験を周りの友達などと共有したいとも思っています。

最後に、自分の留学は終わりましたが、自分の人生はまだまだこれからです。
そのため、この留学での経験を存分に生かしてこれからにつなげていきたいです。
ありがとうございました。

ボランティア奨学金 奨学生
AFS64期 オーストラリア派遣 / 中村諒

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