オーストラリアでの10ヶ月の留学生活を終えて日本に帰ってきてから1ヶ月たちました。いま振り返るととてもはやい10ヶ月でした。
オーストラリアにきたばかりのときは帰るのはずっとさきで、これからどんどん英語がぺらぺらになっていってとても楽しい留学生活をおくるものだと思っていました。
しかし留学生活が始まってみると想像していたものとは違いとても迷う時期もありました。
オーストラリアでは学校が終わるのが月曜日から木曜日は3時、金曜日は2時と早かったのですが、部活がなかったのでやることがありませんでした。
また私は田舎に住んでいたのでどこに行くにも車が必要で、友達に連れて行ってと言うのはなんだか悪い気がしてなかなか言い出せず土曜日や日曜日も家にいました。
なのでとても時間を無駄にしている気がして悩みました。
また英語をしゃべることにたいして自信がもてず最初のほうはなかなか話しかけることができず、話しかけられもうまく返事することができませんでした。
でもこれでは英語は上達しないし友達とも仲良くなれないと思いある日勇気をだしてはなしかけたら、たくさん話すことができてその子とはいまでも親友で、今月日本に遊びにきてくれます。
そうやっていろんな子に話しかけてるうちにたくさん友達もできて帰るときにはみんなでたくさん泣いて「絶対日本にいくね」「私も絶対いつかオーストラリアに帰ってくるね」と約束しました。
この10ヶ月はいろんな人に支えられた10ヶ月でした。留学をさせてくれた両親、私を本当の家族のように可愛がってくれてあたたかくむかえてくれたホストファミリー、たくさんのことを教えてくれてやさしくしてくれたオーストラリアの友達、みんなに感謝しています。
またオーストラリアに留学して本当にたくさんのことを学びました。自分の意見をいう大切さ、日本でどれだけ自分が甘えていたか、日本のお母さんのすばらしさ。
これからは留学生活で学んだことを活かしていきたいです。
2016年3月 ボランティア奨学生
AFS62期 オーストラリア派遣 ／ 矢﨑志保美
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