わたしのマレーシアでの経験はとても楽しく貴重なものとなりました。特にホストファミリーとの生活では、たくさんの異文化体験が出来ました。
わたしのホストファミリーはイスラム教徒でした。なので、お祈りをしなければいけなかったり、豚肉を食べられなかったり、犬に触れなかったりと色々なルールがありました。
わたしももちろん豚肉は食べなかったし、犬にも触りませんでした。お祈りにも挑戦しました。お祈りを全てやったわけではありませんが、とても貴重な体験でした。
また、異文化理解ができた気がします。
マレーシアは、マレー系、インド系そして中国系という三つの文化が混ざった国なので、異文化理解に最適な国だと思います。
わたしもこの留学で三つの異文化を体験することができました。
中国系は三つの文化の中で一番日本に似ていると思いました。もちろん顔もそうですが、生活の仕方なんかも似ていると思いました。しかし、食べ物の味はやはり違いました。顔が似ていることについてですがこれはほんとによく中国語で話しかけられました。
次はインド系についてです。インド系のヒンドゥー教徒の文化は日本とはとても違う文化でした。お祈りするのはもちろんですがお祈りをしたあと、眉間のところに灰を使って印をつけます。わたしもインド系のファミリーの家にお世話になっている間毎日朝起きるとお祈りをしていました。
またヒンドゥー教徒にはたくさんの神様がいるようです。各家庭によって尊敬している師匠も違うようです。本当に面白い文化でした。
最後はわたしのホストファミリーであるマレー系の人達です。
最初に言ったとおり犬に触れなかったり、豚肉を食べれなかったりなど他にも、肌を男の人に見せてはいけなかったり、髪の毛を隠すために“トゥドン”と呼ばれるスカーフのようなものを頭に巻かなければいけなかったりとほんとにたくさんのルールがありました。他にもたくさんのルールがあるようです。
本当に貴重な異文化理解ができた留学になりました。
2016年1月 ジャパンソサエティみちのく応援奨学生
AFS62期 マレーシア派遣／ 鈴木夏帆
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