アメリカ、マサチューセッツ州に来て半年が過ぎました。
半年が経ち、これまでの留学生活を振り返ると全てが順調だったとは言えません。
半年間沢山の壁にぶつかりました。言語、文化、ホストファミリー、友達たくさんの壁がありました。
しかしそれを乗り越えて今の生活があると思います。

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アメリカンサイズという言葉みなさんも聞いたことがあると思いますがアメリカは本当に全てがBIGです。食べ物、学校、モール、全てが大きいです。
わたしが驚いたのは友達のおうちにプールや整備されたテニスコートやバレーコートがあったことです。暖かい時期は友達のおうちの庭で多くの時間を過ごしました。

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私はスポーツが大好きで、秋のシーズンはサッカー、冬はトラック&フィールドをやりました。学校外ではクラブチームでバレーボールをやっています。
もしもスポーツをやっていなかったらと考えると少し怖くなります。なぜならアメリカに来て誰も友達がいなかった私に友達を作る機会を与えたのはスポーツだったからです。
毎日の練習、練習後には友達の家に行く、そんな生活が私は大好きです。

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大好きな友達と

言語に関しては最初の2ヶ月間苦労しました。聞き取れるけれど話せないということが続き、自分に腹が立ったのを覚えています。
しかし、2ヶ月、3ヶ月が経った時にはアメリカの生きた英語が分かり、友達との会話にも入っていけるようになりました。言語は本当に日々の積み重ね、日々日々勉強だと実感しています。

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Winter Track

平日は毎日学校です。宿題は日本に比べ少なく、宿題が大変ということはありませんでした。机に向かっている時間よりも誰かと話している時間の方が断然長いと思います。
わたしはジュニアに入れられ、English, US History, Calculus, Spanish, Marketing,Gym, Criminal Law, Artを選択しました。
わたしのお気に入りはCriminal Lawのクラスです。Criminal Lawのクラスでは実際の事件について議論をしたり刑務所にField Tripに行ったりと法律を専攻したい私にとってはとても興味深い授業です。高校生の時から自分の興味のある分野の知識を深められるアメリカの制度はとてもよいなと思います。
また、Marketingのクラスに関係して、DECAというビジネスに関するクラブにも所属し大会にも参加しました。英語でのプレゼンテーションはとても貴重な経験となりました。

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ホストファミリーとアメリカ最北東へ

日本では経験したことのなかったことをたくさん経験し、毎日がとても充実しています。ここに派遣され幸せです。
ホストファミリー、友達、チームメイト、たくさんの人に支えてもらった半年間でした。この留学生活が充実していると言えるのは私に関わる全ての人のおかげです。半年前にここに来た時に誰のことも知らなかったというのが信じられません。
これまでの半年間全てが充実していたとは言えません。たくさんの壁にぶつかり、それを乗り越えて今の生活があります。留学は楽しいことばかりではないという本当の意味が自分自身身を以て体験することで初めてわかりました。
しかし楽しいことばかりではないからこそ楽しくなった時に充実していると心から言えるんだと思います。これからの短い4ヶ月間楽しみ、学びたいと思います。

2016年2月 ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学生
AFS62期 アメリカ派遣/ 篠原 夕依

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