私はフランスのアキテーヌ地方にあるドルドーニュのティヴィエ(Thiviers)というまわりには畑や牧場があるような自然豊かな所にとても小さい町にいます。

rep20160408_fra01

私のホストファミリーは4人家族で夕食のときには全員が集まり今日あったこと、学校のこと、日本のこと、自分の思っていること、ブラックジョークを言い合ったり、毎日笑いのたえない賑やかな家族です。
ホストママとは一緒にお菓子を作ったり、料理を教えてもらったりしています。
ホストパパは建築に興味がある私にフランスの建築について一つ一つ説明してくれます。
ホストブラザーはとても日本に興味を持ってくれていて、日本についてよく話します。
ホストシスターとはほとんど一日中一緒にいます。もちろんたくさん話します。性格は似てるところがあるけど、正反対なところもあったり、とても良い関係性で過ごせていると思います。

rep20160408_fra02

私の通っている高校は家から電車で20分の街にあります。ホストシスターも同じ高校に通い私と同じクラスです。全く知らない私をサポートしてくれたり、電車の中でいろんな話をしたり本当に優しく、彼女がいなかったら充実した日々は過ごせていないと思います。
学校の友達はいつも一緒にいてくれます。授業中は隣で分からないところを説明してくれたり、休み時間は話したり、トランプをしたりします。
話についていけなくて寂しくなり学校で泣いてしまったときも「どうした?大丈夫?ごめんね。寂しくなったら言ってね。」と心配しずっと一緒にいてくれました。本当に素敵な友達です。私は彼らが大好きです。彼らのおかげで毎日がとても充実しています。

毎週金曜日の夕方にはホストシスターと一緒にホルンを演奏しています。このオーケストラには子どもから大人までいろんな年代の人たちが集まり、友達のように仲良く楽しく音楽活動をしています。
オーケストラの人たちはとても明るくフレンドリーです。毎週金曜日、オーケストラの人たちに会えることは大きな楽しみです。また、多くの人と音楽活動をすることはフランス語が十分でない私にとって心の通じ合える大切なツールです。

rep20160408_fra04

フランスに来て、想像していなかった大きな出会いがありました。それはAFSの同じ支部にいる留学生です。毎週水曜日の午後にフランス語のレッスンがあり、そのレッスンの前に一緒に昼食を食べたり話したりします。
留学中の悩みなど同じ気持ちを共有し、アドバイスをしあえる大切な存在です。レッスンでは他の留学生との語力の差に落ち込んだときもありました。でも、彼らのおかげで恥ずかしがらずに自分から話せることができるようになりました。

rep20160408_fra03

6カ月はあっというまでした。たくさんの経験をして、たくさんの人と出会いました。どれもホストファミリーやAFS、日本の家族、多くの方々のおかげで成り立っているのだと感じます。感謝の気持ちを忘れず、伝えることができるようしたいです。
残り半分もない留学生活を楽しみ、後悔のないように自分を成長させていきたいです。

2016年2月 JFAMみちのく応援奨学生 フランス派遣
AFS62期生/ 野口佑芽

▼帰国後のレポート 一生ものの出会いと経験
▼寄附 > みちのく応援奨学金

▼高校生・10代の年間留学プログラム
フランス年間留学情報 フランス国別情報


この記事のカテゴリー: フランス | 年間留学体験談

この記事のタグ   : みちのく応援奨学金