rep20160105_fra01
AFSの支部活動でモン・サン・ミッシェルへ

こんにちは。
最高な経験となった一年間のフランス留学が終了してから一か月がたとうとしています。
派遣先はフランス北西部のパリから新幹線で1時間程のところにあるル・マンという近くの小さな村でした。ホストファミリーは、3人の同年代のホストシスターと、ホストペアレンツの、音楽好き一家。フランスでも音楽教室に毎週家族で通っていました。音楽は言葉がなくても心が通じ合えるものなので、最初のうち、言葉があまり通じない私にとっての留学生活のスタートにおいて音楽の存在は大きかったです。

rep20160105_fra02
2月のバカンスでアルプスへスキーをしに家族で行きました。一面に広がるアルプスの山々に感動しました

なぜ留学を決めたかというと、まず1年という十分な時間の中で、外国で様々な経験をして成長したいと思ったからです。そして、英語以外の言葉に新しくチャレンジしてみたくなり、フランス語を選びました。
留学前に1年半しか受けなかったフランス語レッスンで、出発当初はとても言語に苦労しましたが、10か月のフランスでのフランス語のみの生活を過ごしているうちに、自然と話せるようになりました。具体的には、日本語とつながらないような環境を作ろうと努力したり、日記を毎日フランス語で書いたりしていました。今になり、ここで習得したフランス語をもっと知りたい、勉強したいと思ったので、大学ではフランス語を勉強しようと考えています。この留学が私の未来を方向づけてくれました。

rep20160105_fra03
クラスのみんな。学年末で学校に来る人が少なくなったのでこの写真には男子が二人しかいませんが、クラスには男子がもう少しだけいました。

今日本に帰って来て、フランスへの、ホストファミリーへの感謝の気持ちでいっぱいです。
日本での忙しい空気の中で、つい自分がフランスのゆっくりとした時間の流れの中で過ごしていたことを忘れてしまいそうになりますが、ふと思い出すと、懐かしさと感謝の気持ちでいっぱいになります。私はこの留学のおかげで成長できたと自信を持って言えるし、声も大きくなりました(笑)。

rep20160105_fra04
お別れのときにホストファミリーと。涙の別れでした。

この留学をしていなかったら日本では学んでいなかったことがたくさんあります。フランス人の考えや文化。人々の温かさにも触れました。日本の高校生の中でも「高校生のうちに世界を見たい」という人が増えてくれたらいいなと思います。

2015年8月 フランス派遣
AFS61期生/AFSひろしま奨学生 川村ひなの

▼留学中のレポート: 共有と自由の国、フランス

▼高校生・10代の年間留学プログラム
フランス年間留学情報 フランス国別情報


この記事のカテゴリー: フランス | 年間留学体験談