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ルーズな学校

インドネシアは日本と違い、毎日自由な授業でした。登校時間は厳守なのですが、授業が始まる時間になっても先生が教室に来なければ、授業は始まらず、それまでの時間教室は大騒ぎです。
映画を見たり、友達と話したり、ギターを持って歌ったり、また、お腹がすけばカンティンというお菓子やジュース、ごはんなどがある日本でいう食堂や購買で色々買うことができます。
また、授業にも日本とは違う演劇なども国語の時間にしたりします。私は私のインドネシア語にあまり自信がなく、参加するのが不安でしたが、友人たちが練習に付き合ってくれ、本番は不安もなく出来ました。

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友人たちと

学校で私は唯一の日本人で、すぐにたくさんの友人ができ人気者になりました。しかし、インドネシア人に好かれるということは、いつも私にとっていいものではなく、日本人なら聞かないことまで質問されたり、つきまとわれることもありました。しかし、これは国民性からきているものであり、ホストにはなかなか理解してもらえませんでした。
しかし、半年経った時のクラス替えにより新しい友人ができ環境を変えることができました。新しいクラスでは、日本にいたときと同じように友人たちと仲良くなれ、相談なども出来るようになりました。

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ラマダン

インドネシア人の多くがイスラム教徒で、ラマダンという断食月はみんなでやりました。朝、4時からサフールという少し特別な朝ごはんを食べ、日の出と共にアザールが街に響き渡り、それから日没までなにも口にしてはいけません。水も飲めないので、最初は頭痛がしたりしましたが、みんなで断食をすることに意味があると思い、乗り越えることができました。
断食中は学校も休みだったのですが、体力を極力使わないように、断食に集中するために、家族との外出はありませんでしたが、断食があけると、みんなで少し特別な夜ごはんを食べる毎日は日本では経験出来ないので嬉しかったです。

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2015年7月 インドネシア派遣
AFS61期生/広島市高校生交換留学生奨学生 岡田莉子

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