2月でドイツに来て5ヶ月が過ぎました。毎日たくさんの方々に支えてもらい生活しています。
この留学生活は、想像していた以上に早く過ぎていき私の人生の中で最も中身の詰まった時間となっています。
楽しいこともたくさんありましたが、それだけでなく今まで考えた事もないような事を深く考え、悩み、自分自身と向きあうことができる期間でもありました。

rep20150715_stu_ger01

私は日本で、ほとんどドイツ語を勉強していかなかったので、来たばかりの頃は言葉の壁の分厚さを痛感しました。たどたどしくドイツ語を話す私の側で、暖かく見守りドイツ語を教えてくれるファミリーをはじめ、学校の友達、留学生の友達や周りの方々に本当に感謝しています。
もっとたくさんの人と話し、様々な文化や価値観を知りたいという思いが、私の今のドイツ語を勉強している原動力です。

rep20150715_stu_ger02

私は今、ドイツの西側に位置するハノーファーに近い自然豊かな小さな村に住んでいます。
平日は学校に通い、放課後はホストシスターとバトミントンや水泳、ダンスの教室に通っています。
休日にはファミリーと散歩をしたり、地域のイベントに参加したり、他国からきた留学生と一緒に文化施設を観光したりし、充実した生活を過ごしています。

rep20150715_stu_ger03

学校では、始めの頃は全く授業を理解できず悔しい思いをしましたが、友達や先生に少しずつ質問していき、今では徐々に理解できるようになってきました。最近では様々な学年の授業を受けてみたい!という思いが出てきたので、10歳から17歳までの複数のクラスに入り授業を受けています。幅広い年代の友達ができ、休憩時間に友達と話す事が一番の楽しみです。
クラスメイト達のはっきり自己主張する様子を間近に見ていて、自分の思いを言葉にして伝える事の大切さを日々感じています。

他の国からドイツに来た留学生と関わっていく中で、行動力の高さやコミュニケーション能力の高い彼らから多くの影響を受けています。そして世界は広く様々な人がいるということを改めて実感しています。
また、日本とはどんな国でどのような文化を持っているのかなど、留学してみないと考えることもなかったような日本と言う国について深く考え学んでいます。

rep20150715_stu_ger04

これからの留学生活でも沢山の問題や壁があると思いますが、周りの人への感謝を忘れず後悔のないよう笑顔で生活していきます!

2015年4月 ドイツより
AFS61期生/ボランティア奨学生 衣笠慶子

▼帰国後のレポート 肌で感じ学ぶ
▼寄附 > ボランティア奨学金

▼高校生・10代の年間留学プログラム
ドイツ年間留学情報 ドイツ国別情報


この記事のカテゴリー: ドイツ | 年間留学体験談

この記事のタグ   : ボランティア奨学金