私は60期アメリカ派遣生の諏訪雅美です。カンザス州のトピカで留学生活を送っています。
この6か月間を簡潔にまとめると、大変であるが学ぶことの多く楽しいものであると私自身は思っています。最も苦労したことといえば、やはり言語の問題でしょうか。スムーズに話せなくもどかしさを感じてしまいます。けれども、ホストマザーや友達、先生などとコミュニケーションをとっていくうちに少しずつその苦労を薄めることができたと思っています。まだそれがあることには変わりませんが。残り4か月間をどう過ごすかによるということを心に留め、生活しようと思います。

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アメリカ文化に大きな衝撃を受けたということは他の国の留学生達と比較するとあまりないといってよいと思っています。ただ、食については日本がとても恋しいです。魚が食べたいです。スーパーに行くと、日本ではありふれた食物が海外では全くと言っていいほど無いに等しいです。
それが原因でしょうか、海外の国の人からすると日本人は犬や猫を食べていると思っているようです。もちろん全力で否定しましたけれど。

私の通っている学校は比較的大きな学校のようです。そのためか授業の選択範囲が広がり、好きな授業を選択できました。ちなみに、後期私が受けている授業は、吹奏楽、英語、料理、幾何学、米国史、インテリアデザイン、解剖学の7科目です。これだけ見ても日本とは科目数、内容など全く違うということが分かるでしょう。
個人的に解剖学に苦戦しています。また、日本のように一日中同じクラスメートと一緒に授業を受けるというわけではないので、多くの人と出会える機会があるといえるでしょう。
私はAFSクラブに所属しています。ドイツ、イタリア、カメルーン、パキスタンなどからの留学生もおり、様々な国の文化を学べる機会があり、とても興味深いものです。世界は広く日本はほんのその一部であるということをしみじみを感じさせられます。
最近、日本クラブというものを見つけたので、夏までのほんの少しの期間しかないけれども、顔を出して日本文化を広げられたらなと思っています。

家族については、私はホストマザーと2人で生活しています。あと愛猫の三毛猫ジーナも忘れてはいけません。ホストマザーは私をいろいろなところに連れて行ってくれたり、パーティーを開いたりなどすごく世話を焼いてくれます。アイスホッケーやサーカスを見たりしたことは記憶に新しいです。
アメリカ特有のサンクスギビングの休みにはいとこが家を訪ね、一緒にパーティーを楽しみました。サンクスギビングでは鳥の丸焼きを食べるのが伝統なようです。さすがアメリカというべきなのでしょうか。驚愕を隠せませんでした。
もちろん他にも様々な料理があり、ホストマザーと共に苦労して作ったことを今でもはっきりと覚えています。

おおまかに振り返るとこのような感じです。楽しくすごせていると思います。そして数週間後には春休みがやってきました。その約一週間、私はフロリダへ行き、ディズニーランドでバンドのマーチングに参加する予定です。日本ではめったにできない経験なのでとても楽しみです。残りの4ヵ月を惜しみなく満喫できたらいいなと思います。

2014年3月 アメリカより
AFS60期生/ジャパン・ソサエティーみちのく応援奨学金 諏訪雅美

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