ベルギーに来てから5ヵ月が過ぎました。見るもの、聞くもの、食べるもの、生活すべてがカルチャーショックの連続です。

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AFSオリエンテーションでの仮装パーティー

ベルギーの生活で一番の壁となったのは、やはり言語です。一対一のオランダ語会話は、なんとか成り立つようになりましたが、グループでの会話は後から確認しないと理解できないことが多いです。それでも接する人たちは皆親切で日本に興味を持っているので、たまに失敗をしても温かく受け入れてくれます。友達との信頼関係の中で、会話を楽しみながら、思いやりや助け合うこと、協力し合うことの大切さを感じています。

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冬のブリュッセルでアイススケート

私が通っている学校は、クラスごとで専門としている科目が異なります。英語など共通の授業が合同クラスになったり、ホームルームがないところなどは、高校というより大学に近いかもしれません。

ベルギーではオランダ語とフランス語が主に使われ、一部の地域ではドイツ語も話されています。多くの人は英語も話すことができます。EU本部のあるベルギーは、まさにヨーロッパ経済の中心であり首都だと感じます。私のいる地域はオランダ語圏ですが、親しい人と会話する時や挨拶などはフランス語も混じります。オランダ語だけで精一杯の留学当初は、少なからず混乱しました。急に幾つもの言語に触れたことでの戸惑いはありますが、初体験の良い刺激となっています。

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学校の旅行で友達とロッククライミング

日本に居ただけではわからない文化の違いやものの考え方・価値観・習慣など、これが異文化に接することなのだと改めて感じます。今まで気付かなかった日本の良いところも見えてきました。この素晴らしいチャンスを与えて下さったすべての人々に心から感謝です。ようやく慣れてきたベルギーでの生活、ただ楽しいだけで終わることなく、帰国するまでの残された時間をより積極的に情熱を持って、自分のベストを尽くしたいと思います。

2014年2月 ベルギー(オランダ語圏)より
AFS60期生/AFSどさんこ奨学生 吉田直弘

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