アミーゴの国メキシコでの留学生活も残り半分となりました。大きな期待と少しばかりの不安を抱えていたファミリーとの初対面の日や初の登校日のことを思い出すと、時間が経つのがとても早く感じます。
メキシコでの生活を始めた頃、驚くことばかりでした。例えば、食べ物。とにかく辛い。メキシコの人々は何にでもチレやサルサをかけて食べます。肉や野菜はもちろん、フルーツや飴にまで。あまりに辛すぎて、最初の頃はよくお腹をこわしました。でも、今は自分から辛い物を好むようになり、友達からよく驚かれます。
私の思うメキシコの人々のすばらしいところ、それは、人の繋がりを大切にすることです。特に家族。忙しくて時間がなくても家族団らんの時間があります。私の両親は毎日仕事が忙しくて家に帰ってくるのが遅いけど、私たちが帰宅すると必ず電話をしてくれます。「学校どうだった？ご飯食べた？」と。本当に温もりを感じます。
また、メキシコは大家族で、全員合わせると二十人程にもなり、お祝い事の度に集まるととてもにぎやかです。私の家族はもちろん、メキシコの人々はパーティーが大好き。食事の後のダンスパーティーは永遠に続きます。
パパは私にメキシコの踊り「サルサ」を教えてくれました。最初は難しくて、よく足を踏んだり、下を向いたりしていたけど、今ではリズムカルに踊ることができます。
明るくて、元気なメキシコの人々と過ごす私の留学生活も、もう残り半年しかないのだと思うととても寂しくなりますが、貴重な経験をさせてもらえていることに感謝し、メキシコの人々のように人との繋がりを大切にし、充実した時間にさせていきます。
Viva Mexico!!
2014年2月 メキシコより
AFS60期生／AFSひろしま奨学生 橋本 悠
▼出発前のレポート メキシコへの留学
▼帰国後のレポート メキシコが大好き
▼寄附 ＞ AFSひろしま奨学金
▼高校生・10代の年間留学プログラム
メキシコ年間留学情報 メキシコ国別情報
この記事のタグ ： AFSひろしま奨学金