もうすぐオーストラリアに来て半年が経ちます。自分がオーストラリアに来てもう半年も経つということが信じられません。本当にあっという間です。
私はMT.Barkerというとても小さな街に住んでいます。人口は1000人ほどでアジア人や日本人に会ったことはないです。学校は幼稚園から高校まで一貫で、1学年に30人ほどしかいません。
家にはたくさんの動物がいて、散歩に出かければ必ずカンガルーに出会えます。初めてBarkerにきた時、空気がとても気持ち良かったのをはっきりと覚えています。
私はここでの家族が本当に大好きです。私の家族はパパとママと犬と私の三人と一匹です。私のホストファミリーは本当に素敵な人たちです。
ママはいつも私の好きな食べ物を作ってくれて、色々なことを教えてくれます。
パパは本当に面白くて愉快です。初めてパパに会った時はサンタクロースにしか見えませんでした。彼はいつもいつもジョークをとばしてきて、最初は意味がわからず苦笑いしかできませんでしたが、今ではジョークで返せるようになって本当に毎日楽しいです。
辛いことがあって泣いている時、いつも、いつも2人と犬が元気付けてくれます。毎日パパに抱きつくのが私の日課です。私のパパは世界で一番素敵なパパだ!と胸をはっていえます!Mikiをからかって遊ぶのが私たちの楽しみよー!といつも言われます。本当に大好きな家族です。
学校生活、最初は辛いことがたくさんありました。留学生に特に興味を持ってくれる人もいなく、自分の思っていることもうまく言えず、くだらないことをしてふざけていた日本の生活が恋しくて一人で泣いた日もたくさんありました。しばらく辛い日が続いて食べても吐いてばかりの時もありました。
しかしある日、自分の中で変わらなくてはと思い、日本にいた時のままの素の自分でいようと決めました。今では毎日毎日、友達とお腹が痛くなるほど笑って、たまにケンカすることもありますが、かけがいのない友達ができたと思います。
皆にMikiは声がでかい、うるさい、クレイジーといつも言われますがそんなことすらも嬉しいです。
留学してから自分について、文化について、言葉について考える時間がたくさんありました。私はオーストラリアが大好きです。
家族みんなで晩ご飯を食べて夜はコメディを見ながら笑って一日あったことを話す、うまく言葉では言えませんがオーストラリアは本当にあたたかい国です。知らない人でも道で会ったら世間話をし、スーパーの人は必ずHave a good day!と言ってくれます。
AFSのキャンプに参加したり、コンサートでピアノを披露させてもらったり、学校のスポーツ選抜に受かり一週間試合で遠征にいったり、本当に充実した毎日を送っています。大好きな家族や友達と離れると思うと今にも泣きそうですが残りの5ヵ月、オーストラリア生活を楽しもうと思います!
2013年7月 オーストラリアより
AFS60期生/AFSボランティア奨学生 山下美樹
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