僕はアメリカのメリーランド州に約4週間滞在していました。その中で、自分が特に印象に残った体験を綴りたいと思います。

僕が留学に行こうと思ったきっかけは、単純に留学というものが楽しそうだなという好奇心からでした。
当たり前ですが、人間は楽しいという感情が好きな生き物です。その時の僕は楽しいことを追求したくなったのでしょう。
さて、そんなわけでアメリカに行ってみたわけですが、予想通り楽しかったです。

そこには、歳は12~18歳、中国、韓国、ドイツ、イタリア、グアテマラ、ガーナという多くの国の人たちがいました。僕は、これからの生活に期待していたものの、日本の真裏で孤独に包まれるという不安もありました。
しかし、このようなものは大抵うまくいくもので、実際うまくいきました。

まず、一番楽しかったのは、食事です。(アメリカの食事はあまり好きではなかったのですが)日本のアニメや施設、食や学校など様々なことを話し、逆にほかの国の情報を聞き、以前までの外国人への先入観が、半分くらい消えました。
特に驚いたのは、会話の中で「ドラえもんって知っている?」と聞いた時に「もちろん!」と答える人がほとんどで、女子には眼鏡もかけていないのに、“のび太”というあだ名をつけられました。
特にアニメに詳しかった人は、「ワンピースに進撃の巨人、東京喰種が大好き!知っている?」とまで言われました。
僕はドラマアニメを問わず、グロい系のものは苦手なのですが、話のネタになるのなら、見ればよかったなあと後悔しています。

僕と特に仲が良く、同じ部屋にもなったイタリア人の男の子は、日本の全てが大好きで、よく漢字の意味や、アニメのポーズなどを聞いてきてくれました。最後に渡した日本文化写真付きの葉書には、大変喜んでもらいました。
いつか必ず日本に行くと言ってくれた時は、泣きそうなくらいうれしかったです。来るときは連絡を取り合って、再会する予定です。

人生楽しんでなんぼと思っている自分にとって、最高の機会を与えてくれたAFSの方々に感謝しています。
これからも自分の信条を曲げず、全力で生きていきたいと思います。

-くぼしょうご

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