私は高校2年の夏、約1カ月間アメリカのメリーランド州へと派遣されました。まず、一言で表すと、そこでは毎日が怒涛のように過ぎて行きました。

授業

午前中に、事前に行われたテスト結果によって分けられた習熟度で授業を受けて、午後は選択したプレゼンテーションの授業を受けました。
授業内容としては、お互いの国や文化の事を学んだり、アメリカの社会や地理を学んだり、1つのテーマについて書いた自分のエッセイを発表したり、時々遊んだりというのが主でした。
授業についていくことに必死だったため、自分で予習・復習を少しだけでもいいので行うようにしました。授業についていくのにも必死であるにも関わらず、ほとんど毎日1枚の宿題プリントと現地で渡されたノートに1ページ分のエッセイを書いてくる宿題がありました。そのため、ルームメイトとイタリア人の子達と一緒に集まって、ため息をつきながら宿題をやったこともありました。

寮での生活はとても楽しかったです。寮の中はとても充実していて、自動販売機やコインランドリーがあったり、各々の部屋に冷蔵庫やキッチンがついていたり、寮専用のスタッフさんがいたりしたため、毎日快適かつ安全に過ごすことが出来ました。
私のルームメイトは、中国1人、イタリア1人、ドミニカ共和国1人と私という組み合わせでした。彼女達とは話をしたり、自分の国の言葉を教え合ったり、宿題をしたりして一緒に過ごしました。
唯一大変だったのは、なかなかルームメイト達が起きなかったので、毎朝ドアをノックしに行かないとならないことぐらいでした。

Activity

週末や最後の週には、様々な所に連れて行ってもらいました。アメリカの首都であるWashington,D.C、大西洋、メリーランド州の主要都市の1つであるBaltimore、スケールが大きいアメリカの遊園地、そして世界中の人が憧れる街であろうNew Yorkといった本当に様々な所に連れて行ってもらいました。移動中のバスでは、遊ぶための力を蓄えるため皆寝ていました。
訪れた地はどこもかしこも、私にとって夢の世界のようでした。そのような所では、基本自由行動だったため、そこで自分達の力だけ過ごせた事は自信の内の1つでもあります。

最後に

私は約1か月間という短い期間でかけがえのないものやたくさんの刺激といった私には勿体ないものばかりもらってしまいました。なので、宝の持ち腐れにならないように、この留学で得たものを活かしていきたいと思います。いや、絶対に活かします!そして今回の留学先で「また、会おう!」と誓った人達に会えるように、お金を少しずつためていきたいと思います。
この体験談を書く為に、今留学のことについて思い出しています。すると自然に自信ややる気が湧いてきます。大変だった宿題、通じない辛さ、理解できない悔しさ、発言できない悔しさ。様々な事を経験してきました。だからこそ、それらを乗り越えてきた自分がいる又はそこからは少し成長した自分がいると思っているので、そのような気持ちが出てきます。
そこは100%自分を成長させてくれる場です。行くのを迷っている方がいうなら、行くべきです。後悔はしません。
最後に私を支えてくれた親はもちろん、作文を見てくれた先生、AFSのスタッフさん、現地で出会った友達、スタッフといった私の留学を支えてくださった皆様へ、本当にありがとうございました。
皆さんに、成長した姿をお見せ出来るように、全力で自分を高めていきたいと思います。そしてこのような拙い文章を読んでくださっている方々へ、本当にありがとうございました。

アメリカ・メリーランド派遣 小林ちせ

▼短期留学プログラム > アメリカ短期留学プログラム情報(メリーランド)


この記事のカテゴリー: アメリカ 短期留学体験談