私がこのプログラムに参加した理由は、座学で学んでいることを活かしてもっと英語を話してみたいと思っていたからです。
私は昨年、学校の英語研修プログラムに参加しました。そのときに1人の外国人の女の子と知り合って、話す機会があり、それをきっかけにもっと英語で会話してみたいと感じました。そんな私にとってこのプログラムはぴったりだと思ったので、参加しました。

4カ国から集まったメンバーのクラスで撮った写真

朝起きて部屋のドアを開けると外国人の友達がいて、「Good morning!」と声をかけ合うことから始まる朝。寝る前に「Good night!」と交わしてドアを閉める夜。外国人と話して1日が始まり、1日が終わる。それが当たり前のようになっていて、日本での日常生活から完全に離れて過ごした2週間。日本では出来ない経験の連続でした。
私達が到着した翌日、6ヶ国から約70人の留学生が到着しました。クラス分けテストと校内ツアーをし、そのとき同じ班になって話したフィンランド人とベルギー人の女の子が、私がイギリスに着いて初めて作った友達でした。2人ともとても明るく話しかけてくれて、私の不安な気持ちも一瞬で吹き飛びました!
その次の日から、授業やアクティビティなどが始まり、毎日テーマが決まっていて、それに沿った内容のことをしました。担任の先生はとても親切で、私達の言っていることを理解しようといつも必死に耳を傾けてくれて、自分の英語が間違っているかなど気にせずに気軽に話すことができ、クラスの雰囲気はとても和やかでした。

7カ国から集まったメンバーのワークショップで撮った写真

一番楽しかったことは、毎日のワークショップの時間と2度の小旅行です。
初日に全部のワークショップの体験をし、それぞれ好きなワークショップを選びました。私は、難しそうだけれど楽しそうだと思った”improvisationのワークショップに挑戦しました。外国人は日本人に比べて想像力がすごく豊かでびっくりしました。
ワークショップはクラスよりもハイレベルで、先生の指示を理解することがやっとだった私にとって、即興で想像してそれを英語にするのは初めは大変でした。けれど、色々な国の人と話し合うことができ、楽しいメンバーに囲まれて過ごすことができて、このワークショップを選んで本当に良かったと思いました。
また、小旅行では、ロンドンとブライトンという街へ行き、ベルギー人と中国人の友達と班を組んで、観光やショッピングを楽しみました。

ロンドン旅行でLondon eyeで撮った写真

外国人数人の中に日本人一人で混じって朝食を食べたり、自由時間に卓球をしたり、お喋りをしたり……自分だけ国籍が違っても壁など全く感じることなく、外国人のなかに混じりながら毎日を楽しく過ごすことができました。こんなに外国人の友達と色濃い日々を送ることが出来たのも、寮生活ならではの貴重な経験だったと思います。

2週間は本当にあっという間でした。一緒に過ごしてきた友人達と別れるのは本当に寂しくて何度も何度も別れを惜しみました。また、この2週間で、様々な国の人と関わることで視野が広がったことを強く実感しました。小さなことでも外国人と日本人の考え方の相違を感じ、こんな捉え方もあるのかと様々な場面で気付かされました。
この2週間の経験を経て、将来は英語を使う仕事に就きたいという気持ちがより1層強くなりました。大学では是非、長期留学に挑戦してみたいです。
鈴木愛梨

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