イギリスで2週間Sutton Valance Schoolで過ごしたこの夏の思い出を僕は忘れることはないでしょう。ベルギー、中国、アルゼンチン、オランダ、フランスなど世界各地から来た人たちと交流し、このプログラムでたくさんの経験を得られました。
ノリがすごくいい先生方、お互い母国語でない英語(英語圏の国から来た生徒はいません)で頑張って会話したたくさんの友達、近くにあったお城の廃墟、日本の2倍くらいリズムが早い、急かすようなチャイムの音が懐かしいです。
さて、学校でのレッスンですがペアワークで行うものが多く、ペアと課題について話し合いクラスの前で発表していくスタイルが多かったように思えます。授業中生徒がどんどん意見や分からない所を先生に言っていき、先生もどんどん生徒に質問していく形なので一回の授業で学べることがとても多かったです。
授業内容は毎日テーマが設定されていてそれを中心に授業が行われました。正直質問された時言いたい英語がパッと出てこない時もありましたが、簡単な言葉で言い換えたりジェスチャーで頑張って伝えたりしてどうにか乗り越えました。たとえ文法が多少間違っていても伝えたいという意思があれば伝わるのだと思いました。
授業以外にもスポーツをする時間もあるのがこのプログラムの最大の特徴だと思います。テニス、水泳、ドッジボール、バスケ、サッカーなど様々なスポーツの中から選ぶ事ができスポーツを通じて仲良くなる友達も多く、また純粋にスポーツをするのも楽しかったです。
1日ロンドンを観光し、学校に帰った後は自分たちの国から持ってきたものを紹介しました。食堂で各国ごとに持ってきたものを紹介する机が与えられ、その国の人が持ってきた物を交代で紹介し自分の紹介する番でない時は他の国の机を見て回っていくというものでした。
中国の辛い肉やフィンランドの形容しがたい味の飴、オランダの伝統的衣装、ベルギーのチョコなど他の国のものを見るのは非常に興味深かったし面白かったです。
ちなみに日本のテーブルは、けん玉や同じ日本人の女子の浴衣、紙風船、漫画、ジブリのアニメ本など非常に人気が高く、人集りができていました。見に来た人たちの名前を日本人の友達がカタカナで書いてあげたらすごく喜ばれていて最終的に並び出すほど人気でした。
僕は空手と器械体操をやっているという事もあり空手の型とバク宙を披露するととても喜んでくれました。
最終日、みんなと空港で別れる時、今までが楽しすぎて別れが辛くて涙が出そうでした。成田空港から飛行機に乗るとき自分の英語が通じるのか、イギリスで友達ができるのかと不安で仕方がなかったのに、帰国便の飛行機に乗るときには、逆にSutton Valance Schoolの生活が楽し過ぎてとても名残惜しく、もうみんなとは当分会えないと思うとすごく寂しかったです。
留学中は毎日が新しいことへの挑戦、未知への体験の連続でした。が、自分からどんどん挑戦する事によってイギリスに行く前より大きく成長できたように思えます。英語でのコミュニケーション能力を学び、かつスポーツもやりたい人には是非このプログラムに参加する事をお勧めします。
最後にこのプログラムに参加させてくれた両親、サポートしてくれたAFSの方々、一緒にプログラムに参加した友達、先生方に感謝しつつイギリス短期留学の報告を終わりたいと思います。
Thank you for the memories in England. It was so Awesome!