7/24から8/19まで、私はインドのデリーに留学に行っていました。

皆さんインドと聞いて、あまりいいイメージをもたれていないかもしれません。実際に私もインドといえばカレー位の印象しかありませんでした。
それでもインドを選んだ理由は、欧米諸国を初めとした先進国と違って、より刺激的な体験ができると思ったからでした。

インドに入国した直後、「大気汚染がひどい」、「警備が緩そう」、「皆怖そう」等とネガティブなことしか浮かんできませんでした。しかしその懸念は日を重ねる毎に消えていきました。(大気汚染の懸念だけは日を重なる毎に増していきましたが。)
インドの警備はデパートに入る時に身体検査・手荷物検査を行うほど厳しいものであり、インドの人たちは皆フレンドリーでした。

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インドに行って最も衝撃的だったのは、貧富の差です。インドはカースト制度(憲法上は認めていない)が根強く残っていて、貧富の差が限りなく大きいです。
路上で働く小学生、食べ物を求める小学生・・・。日本では絶対に見られない光景を目の当たりにし、言葉を失いました。
他にも湿度を伴った暑さ、スパイスがふんだんに効いた料理、日本人と違った時間感覚、運転マナーの悪さ(たえずどこかでクラクションが鳴っています!)等、現地で経験した全てのことが驚きでした。

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今回のプログラムでは、平日8時から14時までAmity International Schoolという私立の小中高一貫校にホストブラザーと一緒に通っていました。
英語(インドは公用語がヒンディー語等26個あり、補助公用語として英語がある)の研修の他、ヨガやインド料理の実習など他の日本人のAFSの留学生と一緒に学び、現地校の生徒にけん玉や折り紙を教えたりしました。
学校で驚いたことは、時間感覚の緩さ。何故か1時間ずっと先生が来なかったりしたことが何度かあったりした他、大抵時間割と異なる内容を学習していました。

ホームステイ先では、毎日夕食にカレーが出ました。カレーは無論日本より辛かったうえに、他の食べ物もスパイスが効いていてとても辛いです。そしてスイーツはとにかく甘い!味覚の差が極端でした。
勉強した後の休憩時間は、ホストブラザー(高1)とTVゲームをしたり、ホストブラザーとホストシスター(中1)の友達と外で遊んだりして過ごしました。
インドは親日国の一つで、私のホストファミリーは福島第一原発事故の時にヘリコプターから放水していたこと等、日本について予想以上に色々と知っていました。

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今回の留学で、私は語学力だけではなく海外に対する自分の固定概念の解消、コミュニケーション能力等、様々な面で成長できたと思います。また、貧富の差等、先進国では見られない点も見ることができました。
留学先でアメリカやイギリス等の先進国を選ぶ人が大半ですが、私は発展途上国に留学に行くのも、日本では見られない一面を数多く見られるため貴重な経験ができると思います。
この記事を読んで、「留学に行きたい!」、「発展途上国にも行ってみようかな。」等と感じていただけたら幸いです。

宮澤友輝

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この記事のカテゴリー: インド 短期留学体験談