せっかく留学するのであれば日本とは全然違うところへ行こう。
そんな風になんとなく思い立ってAFSインドに応募しました。この決断は間違いではなかったと今思っています。
インドは著しい経済成長を続けている世界中が注目するホットな国です。
そんな国で4週間滞在することは日本での生活とは異なり、驚くことばかりでした。
食事
毎日3食の中で必ずどこかでカレーが出て、食事はたいていダイニングテーブルではなくベッドの上で食べました。
私の滞在していた家庭ではカレーは最初はチャパティという円形薄いピザ生地のようなパンと一緒に食べて、最後にライスで食べていました。
ベジタリアンの家庭で、カレーにお肉が入ることはなかったですが、様々な種類のカレーがあり飽きることがなく、インドカレー好きの私にとっては毎日食事が楽しみでした。
毎日日本では食べることができない料理を食べることができたのは最高の経験になりました。
生活環境
ホストファミリーの家はデリー市内の閑静な住宅街にありました。にぎやかで活気に満ちた通りとは違ってとても静かな場所でした。
街中は多くの人でにぎわい、道路はいつも渋滞していました。デリーには地下鉄が通っていて、新しい路線が建設中でした。
さらに、少し校外へ出るとタワーマンションや高層ビルも建設中でインドの経済成長を肌で感じました。
学校生活
朝はホストブラザーと一緒に早めに登校して、バスケやアーチェリーをしました。現地の学生さんにたくさん話しかけてもらえて、すぐに友達ができ、毎朝楽しくスポーツができました。
8時から14時ごろまでは英語やインド文化の授業があり、英語で英語を学んだりインドの歴史を学びました。優しい先生や面白い先生ばかりの楽しい授業で、英語で英語を教わるのは初めてで新鮮でした。
帰りはスクールバスで、そのバスでもたくさんの友達ができ、日本語を教えてあげたら代わりにヒンディー語を教えてもらったり、お弁当をわけてもらったこともありました。
私は日本とは全然違うところへ行こうと思ってインドに行きました。
もちろんインドは日本とは全く違う生活や習慣があり、語りつくせないほど多くのことを学び、これからの進路の大きなヒントにもなりました。
高校一年の夏にたくさんの経験と一生忘れることのできない思い出ができたのはインドで出会ったホストファミリーや友達、サポートしてくれたAFSのスタッフの方、支援してくれた両親のおかげです。心から感謝しています。
この素晴らしい経験を生かせるようこれからより多くのことを学ぶとともに、英語の勉強もより一層励んで、いつか必ずまたインドに行きます!