私がインドを選択した理由のひとつに日本と異なる文化を学びたいというのがありました。

インドがどのような国かなんとなく想像していたけれども、本当に衝撃的でした。交通手段がホストファミリーの車だったので、ホストファミリーとマーケットに行くときくらいしか歩きませんでした。窓から見ている景色は、道路に馬が荷物を運んでいたり、日本のように線に沿って車が走っていないのでクラクションがあちこちから聞こえたり、ある信号は機能していなかったり、ごみが散乱していたり…。日本と全く違う風景で驚き、外をずっと見ていました。

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毎朝、ホストシスターと一緒に学校に行きました。学校自体はお昼ごろに終わるので、昼食を家でとりました。学校にいる一日の時間は、短かったけれどとても充実していました。学校では、英語の授業だけでなくインドのダンスやインドの国歌、ヒンデゥーの歌や民族楽器を習いました。ダンスと音楽の授業では、学校の生徒と一緒に受けました。その中で日本人と他の国の留学生だけで習ったダンスを発表する機会が2回ほどがありました。とても練習したので達成感がありました。時々、習ったダンスの曲をyou tubeで聞くと、懐かしくもう一回みんなで一緒に踊りたいと思います。
そして、学校の生徒とたくさん友達になることができました。今でも仲良くなったインドの友達や一緒にダンスを踊った留学生、そして一緒に行った日本人と連絡を取って色々な話をします。

ホストファミリーは、とても良い人達で私のことを自分の娘のように接してくれました。一緒にショッピングモールやマーケットに行き、たくさんのインドの服やインドのものを教えてもらいました。そして、私に似合う服を探してくれ嬉しく感じました。
話していて心に残ったことがいくつかあります。そのひとつとして、ホストファザーが「家族そして親戚は悩みを共有して皆で解決するものだ」と言い、インドの人の考え方は素晴らしいと感じました。一見簡単にできそうだけれど私には出来ていないのではないかと考えさせられました。私は今まで悩みは1人で考え、解決してきましたがこれからは、家族で共有したいです。

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ホストファミリーと過ごした時間の中で最も楽しみだったのは、夕食の時間です。ホストファミリーが普段話していた言語は、英語よりもヒンディー語の方が多く、理解するのが難しかったです。でも、ホストシスターたちが楽しく学校の出来事を話しているとき、家族全員の表情が豊かでころころ変わり見ている私にも伝わってきました。今もまた一緒に食べたいと思うほど、ホストファミリーと過ごした時間はとても楽しく幸せでした。

実は、短期留学を終えた後、休みを利用してホストファミリーに会いに行きました。素敵な環境にめぐまれていることを改めて感じました。
このような出会いの機会を作ってくれたAFSの方々に感謝し、インドに行って感じたことを将来に生かせるようにしたいです。

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この記事のカテゴリー: インド 短期留学体験談