私は2018年AFS短期派遣プログラムでカナダに行ってきました。
ホームステイ先は、一人暮らししている方の家でした。非常に元気な方で日中は常に外にでて活動しているアクティブな人でした。
ホストシスターのイタリア人はとても頼りがいのある人でした。
大変だったことは最初、私は全く英語が理解できず、何か言われてもオドオドしていました。しかし、日本人と違ってハッキリ言わないとかなり高圧的になるので、それで焦る、でも言葉が出てこないという状況でした。
周りの人たちはとても英語が話せる人で、ホストシスターに関しては数か月前にデンマークに三か月行っていたそうで、「そりゃあ話せるに決まってんじゃん…。」と思いました。しかしずっと英語の環境にいれば2,3日で大体聞き取れるようになりました。
もう一つ大変だったことは、風邪をひいたことです。留学すると必然的に周りの環境が大きく変わります。そのため体調を崩しやすい状況になり得ます。
私は少し体調が悪くても無理してでも行かないといけないと思って、体調の良いふりをして学校に行ったり、外に出たりしていましたが最終的には一週間以上たっても治りませんでした。(病院にも行きましたが。)
日本にいれば数日で治るものも、海外に行って環境が変化してくると、少しの無理で体に大きな影響が出ます。日本と違って我慢は美徳という考えはありません。だから、少しでも体調がおかしいなと思ったら、絶対に無理せず遠慮しないで休んでください。
もう一度言います。絶対に無理はしないでください。
驚いたことは、交通の便が良いことです。電車やバスの本数がとても多く、時間の間隔が長くても30分程度しか空かないので特に公共交通機関の時間を気にせずに行動できました。バスに関しては、時刻表を見ると朝の5時から翌日の朝2時まで走っていて、電車も待っていれば来るという感じでした。
私はこのプログラムに参加できてとてもよかったと思いました。また、海外で働きたいと思っている人は参加してみるべきだと思いました。なぜなら、日本で英語ができているからと言って、海外でもできるとは限らないからです。日本で伝わっていた英語が向こうで伝わらなかったということが多々あり、このままで大人になって海外に行っていたら大惨事だっただろうなと思いました。
このプログラムでは様々なことを体験し、世界各国の派遣生と交流し、とても内容の濃い1か月になりました。
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