私は夏休みの1か月間カナダのAlberta州のRed Deerに短期留学しました。もともと海外に興味があり、英語も好きだったので高校生で1度は留学しようと思い、留学を決意しました。
留学中は毎日が本当に刺激的でした。私はシングルマザーの家庭で息子はすでに家をでていて、ホストマザー、ルームメートでイタリア人のVirginiaと私で生活していました。
最初は英語を聞き取るのが大変で、言っていることを理解することで一苦労でした。しかし、徐々に慣れていき、英語を日本語に変換するというよりは、英語をそのまま聞きいれるようになりました。
学校(教会)では、イタリア、ドイツ、香港、インド、メキシコ、カナダのフランス語圏、日本とさまざまな国から来た同じ留学生とともに、ゲームをしたり、お互いの国の文化や習慣についてdiscussionをしました。
カナダでは16歳で運転可能であったり、ヨーロッパ圏の国々はイースターやクリスマスを盛大にお祝いしたりなどがあり、とても興味深く、話していて本当に楽しかったです。
また、休日はショッピングや映画館へ映画を観に行ったり、料理をしたり私の趣味であるテニスをVirginiaとしたりなどとても充実していました。味噌汁とそうめんを作ったら、大喜びされました。
1か月の間で私が一番大変だったのは、文化の違いでした。最初はカナダやイタリアの文化が理解できなかったり、日本の文化が理解されなかったりしました。
たとえば、カナダ人は時間にルーズで、映画は3本見ましたが、そのうち最初から観ることができたのは1本だけです。他の2本はなにかしらあり10~15分遅れて観ました。また、日本では毎日髪を洗うのに対してカナダやイタリアでは2日に1回であったりなど、多数ありました。
しかしこれも1つの貴重な経験だと思い、文化を積極的に学ぶようにしました。おかげで、はじめは困惑していた文化も見方がかわり、もっと知りたいと思うまでになりました。
私は本当に留学をしてよかったなと思います。世界が広がり、自分の夢を固めることができました。また、今回の留学で一生の友達をつくることができました。最後のパーティーでは離れるのがさびしくて、ずっと泣いていたぐらいみんなのことが大好きでした。今でも連絡をとっています。
最後にこのような素晴らしい出会い、経験ができたのは両親、祖父母、友達、AFSのスタッフのみなさん、カナダで出会った人々、みなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
何らかの形で恩を返せるようにこれからも英語はもちろん様々なことに挑戦していきたいです。
夏休みは部活動や勉強などで忙しいですが、留学をしてみるのも1つの良い夏休みの使い道だと私は思います。