2014年春から1年間、広島県に滞在
滞在11ヶ月目のレポート
みんなさん、こんにちは。フィンランドから来たマリカです。今18歳ですけど、もうすぐ19歳になります。尾道高校の2年生です。日本で11か月間の留学をしました。
この11か月間は本当に言葉にすることはできないけいけんです。ですから「こんなときにはなにかはなしたいなあ」と思っていました。でも、私は家族とフィンランドをやく11か月間にはなれていたので色んなことに気づきました。そこで今日は私のたいけんを話したいと思います。
日本に来る前に、私は他の国で違う文化の中でくらすのはちょっと大変だと思っていたけど、「そんなにむずかしいことではないでしょう」と考えていました。でも、1年間ここに住んでいたら、そのときの考え方がまちがっています。これはたぶん私の人生の中でもっともむずかしい時間でした。
外国に行ったことのあるみなさんは、そんなにむずかしくないと感じるかもしれませんが、それは「住む」ことは違うからです。私にとって、留学生として「住む」と言うことは、その国に住んでいる人たちのようにすることだと思いました。また、文化を本当にりかいしたいなら十分にその場所にいることがひつようです。
日本は留学をしたい国の中で私の3番目のせんたくしでした。ですから他の留学生にくらべたら、ここに来る前に私はあまり何も知りませんでした。日本について何も知らないまま、日本へやって来ました。
日本にいる間には色々むずかしいこと、分からないこと、イライラしたこともたくさんありました。言葉のもんだいはもちろん大きなもんだいでした。私はフィンランドで日本語をちょっとだけ勉強しました。最初にホストファミリーとも、クラスメイトとも話すことができませんでした。コミュニケーションなしで生活は本当に大変なことでした。でも、コミュニケーションのために辞書やジェスチャーをつかいました。それはむずかしいでしたけど、楽しくて、とくに私の思いをりかいしてもらえたり、あいての思いがりかいできるときはとても嬉しかったです。
私は前にも言ったように、昨年に色々な大変なことがありました。時々ホームシックになって、1回新しいホストファミリーにひっこして、本当にこどくでした。「私は本当に一人でいます」と思っていました。でも、くろうした時に私の本当に良い日本の友達と他の留学生たちが私とたくさん話してくれました。AFSのスタッフはもちろん、学校の先生たちもすごくやさしかったです。ですから、その時にも「ああ、こんなに良い人に会えてよかった」と思っていました。
私はもっとせいちょうして、思いきってかつどうするようになったのに気づきました。私は前よりもっと自分がどう言う人間で、私のもくひょうが前よりはっきりと見えるようになりました。初めは長いと思っていた時間も今では短くかんじます。本当は、私はまだ帰りたくないです。
最後に他の留学生、尾道高校の先生方と生徒AFSのスタッフ、そして友達にかんしゃしています。この1年のときに良い思い出たくさんできました。ですから、みんなさんに本当にありがたいです。とっても嬉しいです。みんなさんからすばらしい思い出のおみやげをいただきました。みんなさん、この1年間本当にありがとうございました。
2014年春組生 マリカさん(フィンランド)
※スピーチ大会での原稿。原文のまま
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