タイからの留学生ベルちゃんを受け入れたのは、7月から翌年の2月までの約7か月でした。「微笑みの国タイ」と言われる通り、ベルちゃんはいつも笑顔を絶やさない子でした。家庭でいつも穏やかにニコニコしていることは、思春期の女子高生にはすごいことではないかなと思います。ベルちゃんは学校でも部活でも友達に囲まれ、本当に明るく楽しく日本での生活を送っていました。
我が家では、中学生の長女と二人でルームシェアをして過ごしていました。狭い部屋でも、二人で仲良く過ごすことができていて、よかったです。ベルちゃんは、部屋の掃除をしたり、お料理を作ったり、家事も積極的に手伝ってくれました。共働きで忙しくしている我が家にとっては、とても助かりました。

子ども達や主人とは、バレーボールやバトミントンをして仲良くなりました。ベルちゃんは、学校でもバレー部に入っていて、主人と毎週のように一生懸命練習していました。自分から誘って汗まみれになって特訓してもらっていて、主人にもいい運動になったようです。子ども達とも、バトミントンをやったり、末っ子とは洞峰公園のプールに行ったり、犬の散歩に一緒に行ったりと日に日に仲良くなることができました。
また、ベルちゃんを受け入れたことで、私たち家族も一緒に食事に出かけたり、京都への旅行に行ったりと一緒に過ごすイベントが多くなりました。子供達が大きくなってきてあまり家族で出かけることはなくなっていたので、よい機会となりました。

最後に、ベルちゃんは「大学に行ったらまた日本に来たい」と言ってくれましたので、日本が好きになってくれたのではないかと思い、とても嬉しかったです。大きく成長した彼女にまた会えることを楽しみにしています。(母より)
ベルちゃんは、感謝の気持ちを言葉にしてよく言ってくれました。洗濯をしたら「ありがとうございます。」、ご飯を食べたら「おいしかった!」、遊びに連れて行くと「楽しかった!ありがとうございます。」等。そう言ってもらえるととても嬉しくなり、もっとこの子のためにやってあげようと思えました。やってもらって当たり前となることがないよう、娘や息子にとっても素敵な見本となりました。(父より)

初めは高校生活が忙しくあまり喋れませんでしたが、秋ごろからはベルちゃんと犬の散歩に行ったり、バレーボールを一緒にしたりして仲良くなることができました。仲良くなるには、言葉より、一緒に体験することが大事だと思いました。みんなで行った家族旅行は、一生の思い出になりました。(長男より)
ベルちゃんが帰った後、部屋に一人で寝るのが寂しかったです。いつもベルちゃんといたから、寂しくなかったのだなと帰ってからよく分かりました。9月にタイのベルちゃんに会いに行きました。ベルちゃんのお母さんやお父さんやお兄ちゃんがいろいろなところに案内してくれて、とても嬉しかったです。また会いたいなと思います。(長女より)

ベルちゃん、お誕生日にメッセージくれてありがとう。ベルちゃんが家にいるときは楽しかったよ。京都への旅行も楽しかったね。また一緒にディズニーランド行こうね。(末っ子より)
茨城つくば支部 仲山さんファミリー
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