2024年8月から12月まで、アジア高校生架け橋プロジェクト+でモンゴルから来日したハス君のホストファミリーをしました。受け入れ前は不安もありましたが、双方とも無理せず焦らず、心地よく日常を過ごせる距離感をゆっくり築いて行くことを心がけました。その結果、本人の類稀なる日本語力にも助けられ、比較的早い段階で一つの家族としての生活に慣れることができたように思います。

ホストマザーとして最も楽しかったのは、息子が一人増えたことで、その先に広がる世界を垣間見ることができたことです。通学先の茗渓学園でのお友達や先生方、またハスの趣味である日本の漫画やアニメなどとも繋がりを持つきっかけとなりました。

もちろん、一人家族が増えることで労力も増えました。怪我をしてしまい松葉杖生活を強いられ、1週間以上朝夕の送り迎えが必要になったこともありました。でも、今振り返ればどれも良い思い出で、得ることの方が圧倒的に多い4ヶ月でした。

すっかりつくばでの生活に慣れ、最後はこのまま茗渓学園で3年間高校生活を送りたい、帰りたくないと言うほどつくばを好きになったハスの高校時代の一助に微力ながらなれたなら、夫婦ともども、これ以上光栄なことはありません。本人の希望通り、ハスは必ず大学進学で日本に戻ってくると信じています。その時にまた再会できることを心の底から楽しみにしています!

最後に、中学生の息子の感想も、添えさせていただきます:
「ハスと一緒に過ごせたことは幸運だったと思います。良く僕の話に乗ってくれたり、和食を一緒に食べたり、たくさんの思い出が作れた4ヶ月になりました。さらに、この経験で、日本のアニメの海外でのインパクトを改めて感じました。ハスはアニメと漫画で日本語を学び、日本に留学する前にN1に合格していました。アニメや漫画で学べる日本語がすごく幅広く、僕も知らないことを話している時もありました。いつかハスのモンゴルの家族にも会いに行きたいです!」

茨城つくば支部 塩野さんファミリー


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この記事のカテゴリー: ホストファミリー体験談 モンゴル

この記事のタグ   : 茨城つくば支部 アジア高校生架け橋プロジェクト

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