ボランティアのホストファミリーにホームステイしながら現地の高校に通う、高校生向けの留学プログラムです。
年齢制限:
2007年5月6日~2010年3月6日生まれの方
高校生活の留意点:
・家事を手伝い、新しい環境のルールに従い、学業に励み、家族や地域の活動に参加することが期待されます。また、人々との交流に意欲的に取り組み、優れたコミュニケーション能力を発揮することが期待されます。
配属の傾向:
・配属は多くが地方の小都市又は小さな町で、アラスカ州も含まれます。
・映画やテレビで観る中・上流家庭と現実の受入家庭とは違う場合が多いと思ってください。
・学校の受入条件として本国での成績や英語力が重視されます。
・受入家庭は人種的・言語的に多岐にわたり、英語以外の言葉を話す家庭、ひとり親や同性カップルの家庭、国籍の異なるAFS生を複数受入れる家庭への配属もあります。ファミリーの一員がLGBTQ+であることも珍しくありません。
【参考】AFS生には、交流訪問者(J-1)ビザが発給されます。
配属:★★★★★
・世界中から多数の生徒を受入れるため、配属決定に時間を要するほか、出発日も配属決定時期により複数設けられており、配属が決定した方から出発します。出発時期による留学期間の延長はありません。状況をご理解の上、ご応募ください。
・健康上の問題や既往症(身体的または精神的)がある場合は、プログラム参加時点で、投薬・治療終了後18か月が経過していない場合は、留学先として希望できません。
・ペットを飼っている家庭が多いため、動物アレルギーで室内ペットと同居できない方は留学先として希望できません。ただし、アレルギーがあってもペットと同居できる方はご応募いただけます。
・小麦・乳製品・卵などの米国の主な食生活の中心になる食材の食制限がある方、深刻なほこりアレルギーや喘息がある方の配属も難しい場合があります。
・上記の制限が複合的にある場合、受入国審査は通らない場合もあります。
注意:
過去にJ-1又はF-1ビザを取得したことのある人はJ-1ビザ申請に必要なDS-2019 が現行法においては発給されないため、アメリカには応募できません。ご注意ください。
査証:★★★
・査証取得のため、指定されたアメリカ大使館又は領事館(東京・大阪)で本人が面接を受けるか、郵送にて査証申請を行います。内定後、旅行代理店よりご案内します。
その他費用:★★★★
・必須予防接種があります。BCG、はしか、おたふく風邪、風疹、Tdap(ジフテリア+百日咳+破傷風の思春期以降仕様)、水疱瘡、ポリオ、髄膜炎(MCV4)、A型肝炎、B型肝炎、新型コロナウイルスワクチンの予防接種が決められた回数義務づけられます。そのほか、胸部レントゲン検査が義務づけられます。配属先地域によってはさらに追加の接種が求められる場合があります(71期参考情報)
・査証申請・取得関連費用の目安として、9万円程度かかります(70期参考情報)。
成績:
・出発直前まで学業順位が一定して中程度以上であること及び過去2年間の成績の平均値も中程度以上であることが求められます。
語学:
・到着時に日常生活に困らない英語力が必要です。CEFR B1レベルが求められており、目安として英検二級以上の取得が条件です。
・選考試験時にELTiSで689点以上のスコア(800点満点)を獲得することが必須条件であるほか、内定後に所定の英語レベルチェックの提出が義務づけられます。独自の英語レベルテストやオンラインインタビューを課すホストスクールがあり、一定水準に達しないとその学校への通学許可が出ないこともあります。留学希望者は英語力向上を目指して努力を続けてください。
AFS年間留学に関する情報は、下記からご覧いただけます。