ボランティアのホストファミリーにホームステイしながら現地の高校に通う、高校生向けの留学プログラムです。
年齢制限:
2008年5月5日~2010年4月1日生まれの方
高校生活の留意点:
特定の私立校以外、制服はありません。
配属の傾向:
・約4割がスペイン語圏、約6割が第一言語としてカタルーニャ語・バスク語・ガリシア語を話す地域に配属されます。またカナリア諸島や、北アフリカの領土への配属の可能性もあります。約9割が都市部かその近郊、1割が地方への配属です。
・スペインの家やアパートメントはあまり広くないので、ホストブラザーやシスターと部屋を共有するのが一般的です。
・AFS生は通常、公立学校の10年~12年(日本の高校1年~3年相当)に編入され、科学・人文社会科学・芸術のいずれかのコースを選択します。
・受入家庭は多岐にわたり、一人親や同性カップルへの配属も一般的です。ファミリーの一員がLGBTQ+であることも珍しくありません。
配属:★★★★
・喫煙家庭が多く、禁煙家庭希望者は留学先として選択できません。
・菜食主義者は留学先として希望できません。
・多くの家庭でペットを飼っているため、動物アレルギーの方は留学先として希望できません。
・国民のほとんどがカトリックです。
査証:★★★★★
・本国での審査に時間を要し、発給が出発直前になったり出発日を変更したりする場合が多くあります。
・大使館指定用紙による健康診断書の提出が必要です。内定後、旅行代理店よりご案内します。
・査証取得のため、大使館から保護者(両親)へ出頭要請があります。
その他費用:★★★★
・必須予防接種があります。ジフテリア、百日咳、破傷風(10年以内)、はしか、風疹、おたふく風邪、B型肝炎の接種が義務づけられます。そのほか、BCG、髄膜炎、ヒブ感染症、A型肝炎、新型コロナウイルスワクチンの接種が強く推奨されています(71期参考情報)。
・大使館が指定する保険への自己負担での加入が求められます。
・査証申請・取得関連費用の目安として、13万~15万円程度かかります(70期参考情報)。
語学:
・オンライン語学講座の提供が予定されており、指定レベルまでの修了が求められます。
・到着時までにスペイン語の基礎知識および日常生活に困らない英語力が必要です。英語力はCEFR A1レベルが求められており、目安としてELTiS599点以上や英検三級以上の取得が強く推奨されています。この条件を満たしているかどうか疑わしいと判断された場合、英語資格の取得や現地職員とのオンライン面談が求められる場合があります。
AFS年間留学に関する情報は、下記からご覧いただけます。