ボランティアのホストファミリーにホームステイしながら現地の高校に通う、高校生向けの留学プログラムです。
年齢制限:
2007年8月15日~2010年4月1日生まれの方
高校生活の留意点:
・ほとんどの学校で制服の着用が義務づけられていますが、水曜日か金曜日がカジュアルデー(シャツ、ジーンズなど)となっていることがあります。制服用に黒い革靴を持参することを推奨します。また、雨季に備え、レインブーツの持参をお勧めします。
・プログラム期間中、最低25時間の地域奉仕活動を行うことが義務付けられています。
配属の傾向:
・ルソン島を中心に郊外に配属されることがほとんどです。
・国民のほとんどがカトリックで、定期的に宗教行事に参加するため、留学生に同行が期待される場合もあります。
・AFS生は中等教育の10年~12年(日本の高校1~3年相当)に編入されます。学校によっては英語、数学など基礎科目の入学テストが設けられることがあります。
・熱帯性気候に属しており、多くの地域で乾季と雨季があります。6月から11月にかけては台風も発生するでしょう。
配属:★★
・高温多湿の気候によりホコリが増えやすいため、呼吸器系の疾患がある方は、この影響を受ける恐れがあります。
・菜食主義者や食事制限のある生徒、カトリック以外の特定の教会に通うことが必要な生徒の配属は困難です。
査証:★★★
・居住地によっては、大使館から本人への出頭要請があります。大使館での審査に時間がかかったり、追加書類を求められる場合があります。
その他費用:★★★
・必須予防接種があります。ポリオ、ジフテリア、百日咳、破傷風、はしか、風疹、水疱瘡、おたふく風邪、髄膜炎、A型肝炎、B型肝炎、新型コロナウイルスワクチンの接種が義務づけられます。そのほかにも予防接種が必要とされる場合があります(71期参考情報)。
・査証申請・取得関連費用の目安として、15万円程度かかります(70期参考情報)。
語学:
・内定後に所定の英語レベルチェックの提出が義務づけられます。
・現地到着後に、希望者は費用自己負担でフィリピン語またはタガログ語の語学講座を受講できる場合があります。
・日常生活に困らない英語力が必要です。CEFR A2レベルが求められており、目安としてELTiS624点以上や英検準二級以上の取得が強く推奨されています。この条件を満たしているかどうか疑わしいと判断された場合、英語資格の取得や、現地職員とのオンライン面談が求められる場合があります。
・ホストスクールでは英語を主に使用する傾向にありますが、配属地域によってタガログ語やセブアノ語など多様な言語が使用されます。
AFS年間留学に関する情報は、下記からご覧いただけます。