Global Up Teen

異文化理解に必要な知識をパッケージ化した、オンライン学習プログラム

多様性を尊重し、多様な人々と共に新しいアイデアや解決策を生み出していく能力は、私たちがよりよい社会を築き上げていく上で必要不可欠なものです。
Global Up Teenは、国内外で異文化学習事業を実施し続けてきたAFSが提供する、体系的かつ包括的なオンライン学習教材です。10代向けに分かりやすい事例や表現を駆使した動画と、学びを深めるためのグループワークを通じて、さまざまな違いを理解し尊重する能力を養います。

学習内容

Global Up Teenは、自分と他者について徹底して考えるプログラムです。異なる文化や価値観を持つ人たちとのコミュニケーションにおいて大切にしたい姿勢や意見の相違があったときの対処法について、豊富な具体例をもとに学びます。差別や格差、不平等、マイクロアグレッションなど、意識していないと見過ごしてしまいがちな見方や言動についても、分かりやすい表現や事例を使った動画教材で理解を深めることができます。

プログラムを受講した後は、自分と違う人が大切にしていることを理解し、広い視野で物事をとらえられる力が育っているはずです。動画による学習だけでなく、グループでの意見交換を通じて学びを深められる設計となっているのも本プログラムの特徴です。

概要

対象・時間

対象年齢 14-17歳
単元数 19単元
学習方法動画視聴 + グループワーク
動画学習時間 6-7時間

導入例

例１：授業の教材として
例２：長期休暇中や放課後の特別プログラムとして
例３：留学プログラムの一環として

異文化理解活動を続けるAFSならではのプログラム　

AFSは公正で平和な社会をつくるために、さまざまな異文化と接する機会を提供し続けています。高校生の交換留学事業を中心とした70年以上にわたる経験を持つAFSは「異なる他者を理解し、共に前向きな解決策を導くためには、何をどのような順番で学ぶのが最も効果的か」に関する多くの知見を持っています。Global Up Teenは、そのようなAFSの知見と専門的・学術的研究に基づき、体系的かつ包括的でありながら、10代にも分かりやすい内容で構成されています。

学習に必要な教材をすべてパッケージ化　

検証されている学習効果　

米国Purdue大学のIDI(異文化感受性発達尺度)を使った調査で、GCCを受講した大学生は、GCCを受けなかった大学生よりも異文化理解力が向上したことが報告されています。
留学や国際交流プログラムは、参加者が単に文化について読んだり、新しいさまざまな人々や状況に触れたりすることで学べるという前提で設計されていることがよくあります。しかし、Purdue大学の研究では、違いを超えて効果的にコミュニケーションをとり、コラボレーションして行動する力は、意図的な学習があってこそ伸びることが分かりました。
詳しくはAFS国際本部の記事をご覧ください。

▼New study validates the effectiveness of AFS Global Competence Certificate Program（英語）

世界各地での導入実績

世界中で異文化学習機会を提供してきたAFSのGCCシリーズは、アメリカ、イギリス、カナダ、ベルギー、マレーシアなど、すでに世界各国で1万人以上に利用されています。多文化共生を推進するニュージーランドでは、同国政府公認の教育機関Education New Zealandが、現地高校の正式プログラムとして採用しています。

海外留学、交換留学の準備に最適

異なる文化を持つ人々とオープンで適切で効果的な関わりを持つ能力を育てておくことは、留学体験をより豊かなものにするでしょう。実際、AFSの年間派遣留学に参加する生徒は全員、渡航前に同様のオンラインプログラムを受講しています。学校独自の留学プログラムをお持ちの学校には、事前準備として特におすすめのプログラムです。