2024年12月11日、2025年に留学する高校生を対象とした「東海東京財団 留学奨学金」の授与式が、一般財団法人 東海東京財団の主催で開催されました。
「東海東京財団留学奨学金」は、地域の将来を担う人材、特に国際分野で活躍する人材育成を目的とした奨学金です。愛知県からAFSの年間派遣プログラムに参加する生徒を対象に、プログラム参加費の一部として、派遣先に応じて1人あたり100~150万円が支援(給付)されます。
2019年派遣の第1期から継続して、第7期目となる今回は、選考の結果、チェコ、ハンガリー、ドイツ、ラトビア、アメリカに派遣される5人の生徒が選ばれました。
東海東京財団の石田理事長からは「昨今の世界情勢、そして日本の立ち位置を考えるにつけ、国際的センスをもって世界の仲間と歩める若者の存在は大変重要。皆さんの挑戦を嬉しく、そして頼もしく思っている。世界でいま何か起きているかを肌で感じ、何でも見てやろうという精神で滞在先の地域の様々なことに参加し、その経験を共有してほしい。そのときを楽しみにしている」と激励の言葉がおくられました。
AFSからは「家族の一員」として外国で過ごすことは、様々な気づきがある。健康に気を付け、自信と誇りをもって日々を楽しんでほしいとエールを送りました。
奨学生たちは支援に対して丁寧な感謝を述べながら、留学を志したきっかけや後押しとなった言葉・出来事についてもふれ、自立した人間になって帰ってきたい、社会に自身の経験を活かしたいと、10代で海外にでるという大きな挑戦を前に、熱い胸の内を語ってくれました。
それぞれが充実した時間を過ごし、自身を大きく成長させ、周りの人々にも影響を与える架け橋のような存在になってくれることを願っています。
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