6月16日。23年8月来日のノルウェー生とスウェーデン生の送別会を開きました。最初は日本語もカタコトで、スピーチも笑顔なく緊張感たっぷりだったのに、この日は「あまり練習していないから、間違えたらごめんなさい」と言いながら、今まで一番いいスピーチをしました。
ホストファミリー様のご挨拶も「来日した時は幼さが残る表情だったけど、今は成長した自信に満ち溢れた大人になる前の顔になっている」と、間近でいつも見ているからわかる感想でした。
遠くのどこかに旅行したという思い出ではなく、農家のホストファザーと野菜の箱詰めを手伝ったことや、毎晩、何時間もリビングで語らい、笑い、去りがたかった時間があったことを話していただきました。
1年近い留学中はいいことばかりではなかったようですが、寂しかったり悲しかったりした時間があったからこそ、満ち足りた幸せの時間が貴いと実感したようです。よかった経験もそうでない経験も成長の肥やしになりました。
帰国後もきっと素晴らしい人生を歩んでくれるでしょう。
会の後半は春来日のタイ生とスイス生の自国紹介のプレゼンでした。
ガイドブックやネットではうかがい知れないその土地の生活者だからこその紹介は興味深く印象的でした。
またこれから9月に派遣される71期生の留学直前の不安やワクワク感の話、7月7日に帰国する70期ハンガリー派遣生の、彼の国での最後の日々の様子などの報告がありました。
1品持ち寄りのポットラックパーティーで、お寿司あり、ケーキあり、唐揚げあり、でどれも美味しく32人の参加者は、心もお腹も満ち足りてそれぞれ帰途に就きました。間もなく帰国する2人に幸多かれ!と祈ります。
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