6月26日(水)、AFS日本協会は「日本語研修プログラム」の参加生として、オーストリア、カナダ、デンマーク、スペイン、インド、アイスランド、イタリア、アメリカから計49名の高校生を受け入れました。

来日したのは日本語や日本の文化に興味がある生徒たちばかり。約1か月、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の語学学校または高校で日本語を学びながら、無償で受け入れてくださるご家庭(ホストファミリー)の一員として暮らし、日本の日常生活に触れます。

ホストファミリーのもとに向かうまでに、AFSは、交通ルールや防災などの基本情報、日本の多くの人が大切にしている価値観などを生徒に伝えています。いくら座学で学んでも、実際に体験しないと分からないことも多くあります。家庭や地域による違いもあるでしょう。
そんな時、大事になるのが、話し合うこと・コミュニケーションですね。

アメリカからはAFS USAのボランティアであるElisabethさんが、生徒の引率(シャペロン)として来日されました。Elisabethさんは息子さんがAFSプログラムに参加されたことを機にAFSのボランティアとなり、ラトビアでもAFSボランティアとして活動したご経験をお持ちです。AFSボランティアとなる前は日本で英語を教えていたこともあるそうです。
生徒たちを引き渡した後は息子さんと一緒に事務所にお立ち寄りくださり、アメリカ、イタリア、オーストラリアへの留学経験者と共に、それぞれの体験や現地でのAFS活動について情報を交換、目標に向かって勉強に励む若者の姿には、特に刺激を受けたようでした。

生徒はプログラム終了前に各滞在地域で成果発表を行い、7月28日に離日予定です。

各地の様子は、AFSの公式SNS(ページ下アイコンからアクセス)でもぜひご覧ください。


 

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