9月23日。
ローカルオリエンテーションとは、来日1ヶ月の生徒たちの適応の確認のために、そして今後の留学生活にさらにモチベーションを高めるために行っています。今回は、同時に日本での留学の折り返し地点にいる2人の春組生の中間オリエンテーションも行いました。
来日1ヶ月の秋組生たちは、日本語はスピーキングとリーディングが難しい、上手く話せない自分、会話についていけない自分に時々イライラする、など言語に対してはハードルを感じているようですが、それでも、オリエン中はできるだけ日本語で話そうとする姿がありました。その一方で、来日半年経った生徒たちは100%日本語でやりとりができていて、学校での友達とのくだらないやりとりで笑ったり、ホストファミリーと一緒に料理を作ったり、積極的に周囲とのコミュニケーションが取れて、自信がある様子が伺えました。きっとセンパイ留学生のその姿を目標に、秋組生も段々に日本語が使えるようになるでしょう。

お互いの発言に真剣に耳を傾けます
生徒のサポートを務めるLPも参加して、生徒の理解を深めます

その一方で「新しい漢字が書けるようになった」「学校の行き帰りが1人でできるようになった」「中間テストを全部受けて3年生の化学の勉強ができた」「初めてのスポーツのバスケットボールの部活に入った」など、日々、挑戦して学んでいる様子もわかりました。
ホストファミリーの皆様にも生徒の様子、自分の家族の様子、お話しいただきました。どのファミリーも愛情深く生徒を見守り、サポートしていただいているのがわかりました。まだまだ様子伺いながら、お互い気を遣いながらの生活のようですが、段々に「家族」になっているという実感があるようです。

日本に来てできるようになったこと
よい気づきには花丸

経験者のアドバイスや一般的な理論を聞いて、頭ではわかっていても、実際に行動に現れるまでには時間が必要です。失敗から学ぶことも多くあると思いますが、どんな時も生徒は周囲の人たちを、日本の人たちは留学生のことを、信頼して生活していけることを願っています。
5人の生徒たち、いつもは異なる学校に通ってなかなか会えませんが、時々連絡を取り合って、悩みを話したり、励ましあったりしているようです。異なる国の生徒たちが日本で出会い、同期生として絆を深めていることもAFS留学の素晴らしい効果のひとつ。お互いの存在が活力の素となっているようです。

話合いが終わって、表情もほころびます
みんな仲良し!

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