8月20日に長野南信支部も他の支部同様、ノルウェー、スェーデン、モンゴルから秋組生3名を迎えました。
9月3日に早速歓迎会です。春組生のホストファザーがそば打ちを教えてくださることになり、朝から皆、エプロン、三角巾、をつけて作業です。
まずはデモンストレーションをしっかり見学して、キメの細かい生地を作るにはどのようにしたらいいか、手指の使い方、水の加え方、麺棒での生地の伸ばし方などを確認します。生地作りはとてもデリケートな作業。手についた粉の払い方まで、注意をして行くことにより、均一の滑らかな生地になることを教わりました。

そば打ちマイスターホストファザーのデモンストレーションに真剣に見入る

いざ、自分たちでそば打ちを始めました。ホストシスター・ブラザーと共同作業でやる生徒、ボランティアやホストマザー、ファザーに褒められながら進めていく生徒。最初はこわごわ緊張して生地と格闘していましたが、次第に笑顔が見られるようになりました。何かの作業を共同体験することは知らないもの同士が仲を深めるきっかけになる、そんなことを実感させられました。

スイス生。ホストブラザー、ホストシスターと一緒に。指先にくっついた生地も丁寧にとってます
そば打ち2度目のタイ生のこねるのをじっと観察するスウェーデン生
モンゴル生。「お水どれくらい?」「その目盛までかな」
ノルウェー生。ホストブラザーに一同で「え!そんな切り方で大丈夫?!」のツッコミ笑
出来上がった蕎麦に達成感スマイルのスウェーデン生

昼食はまだ音をたててズルズルッと食べられないながらも自分たちで打ったそばに舌鼓を打ました。

たくさんできました!美味しい!
美味しいもの食べると笑顔が出ます

午後は秋組生のホストファミリー、生徒の紹介の後、留学6ヶ月目の春組生が自国紹介のプレゼンテーションを、いきいきと、独自の切り口で大きな声で、日本語で行いました。時折、ジョークで笑いをとる余裕もあり、日本の生活に馴染んで来ているのを感じました。

午後は秋生の紹介から。音楽とスノーボードが好きなスウェーデン生。部活はバスケ部に入りました
「生徒とも家族も幸せになりたいです」モンゴル生のホストファザーの弁
ジブリ大好きのノルウェー生。「どうぞよろしくお願いします」
春生の自国紹介のプレゼン。お蕎麦でお腹いっぱいなのにタイ料理の紹介に美味しそう!の声が
春生の自国紹介、スイス生はユーモアも交えて会場を引きつけました
帰国した69期生のイタリア留学報告。どの教科もオーラルテストがあったとか。よく頑張りました。

また、7月に帰国した69期イタリア派遣生の帰国報告もあり、ホストファミリーとどんな関係だったか、イタリアの美味しそうなピザやジェラートの話、学校の課題に懸命に取り組んだ話など、興味深い報告に一同聞き入りました

1日に及ぶ大きな行事でしたが、秋組生のどのホストファミリーも「幸せ」という言葉を使って自己紹介をされたのが印象的でした。
「生徒とより多くの幸せな時間を過ごしたい」
「生徒の日本留学が幸せなものになるようにできることをしたい」
「私たち家族が生徒を受け入れることでより幸せになれる、と思って受け入れを決意した」
などなど。
生徒もホストファミリーもボランティアも、留学に関わる全ての人が幸せになることを願っています。

今日初めて会った人もいる中で、お蕎麦を作って食べて、最後はこんな笑顔
来年2月まではこの5人が支部の同期生。仲良く励ましあって充実した留学生活を!

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(公財)AFS日本協会 長野南信支部
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