8月20日に長野南信支部も他の支部同様、ノルウェー、スェーデン、モンゴルから秋組生3名を迎えました。
9月3日に早速歓迎会です。春組生のホストファザーがそば打ちを教えてくださることになり、朝から皆、エプロン、三角巾、をつけて作業です。
まずはデモンストレーションをしっかり見学して、キメの細かい生地を作るにはどのようにしたらいいか、手指の使い方、水の加え方、麺棒での生地の伸ばし方などを確認します。生地作りはとてもデリケートな作業。手についた粉の払い方まで、注意をして行くことにより、均一の滑らかな生地になることを教わりました。
いざ、自分たちでそば打ちを始めました。ホストシスター・ブラザーと共同作業でやる生徒、ボランティアやホストマザー、ファザーに褒められながら進めていく生徒。最初はこわごわ緊張して生地と格闘していましたが、次第に笑顔が見られるようになりました。何かの作業を共同体験することは知らないもの同士が仲を深めるきっかけになる、そんなことを実感させられました。
昼食はまだ音をたててズルズルッと食べられないながらも自分たちで打ったそばに舌鼓を打ました。
午後は秋組生のホストファミリー、生徒の紹介の後、留学6ヶ月目の春組生が自国紹介のプレゼンテーションを、いきいきと、独自の切り口で大きな声で、日本語で行いました。時折、ジョークで笑いをとる余裕もあり、日本の生活に馴染んで来ているのを感じました。
また、7月に帰国した69期イタリア派遣生の帰国報告もあり、ホストファミリーとどんな関係だったか、イタリアの美味しそうなピザやジェラートの話、学校の課題に懸命に取り組んだ話など、興味深い報告に一同聞き入りました
1日に及ぶ大きな行事でしたが、秋組生のどのホストファミリーも「幸せ」という言葉を使って自己紹介をされたのが印象的でした。
「生徒とより多くの幸せな時間を過ごしたい」
「生徒の日本留学が幸せなものになるようにできることをしたい」
「私たち家族が生徒を受け入れることでより幸せになれる、と思って受け入れを決意した」
などなど。
生徒もホストファミリーもボランティアも、留学に関わる全ての人が幸せになることを願っています。
支部へのお問合せ
(公財)AFS日本協会 長野南信支部
[email protected]
この記事のカテゴリー: AFS活動レポート
この記事のタグ : 長野南信支部