2023年3月末~4月にかけて、2023年春組生として、31か国から144人が日本に到着しました。
政府の水際対策が変わり、海外との往来が活発になった空港は人がいっぱい! 混雑した空港に到着した生徒の中には緊張した面持ちのAFS生もいました。そんな彼らを出迎えたのは、AFSの学生ボランティアです。中には元派遣生だった学生もいます。学生ボランティアのあたたかい笑顔に、長旅で疲れた生徒の顔もほころびました。
AFSのプログラムに参加する生徒は、どの国でも、必ず「到着オリエンテーション」を受けています。安全に、充実したプログラム体験を送れるようにするためです。
Withコロナ時、日本では感染拡大防止のための自主待機期間があったため、来日生は長いときには2週間を個室で過ごしながら、オンラインでオリエンテーションを受けました。2023年は3年ぶりに、東京、名古屋、大阪の3会場に分かれ、対面式でオリエンテーションを開催しました。
空港到着からオリエンテーション中はAFSの職員も同行し、体調不良になった生徒の対応などの緊急対応や全体の進行管理・運営にあたっていますが、オリエンテーション中も学生ボランティアが大活躍しました。先輩たちから受け継いだカリキュラムをアップデートし、楽しみながら学べるオリエンテーションを実施しました。
また、今回のオリエンテーションで初めて導入されたのが、東京、名古屋、大阪の3つの会場をオンラインで繋ぎ、共通する内容を同時に受けられるようにしたことです。リアルとオンラインが融合した瞬間、どの会場も、一体感と熱気でいっぱいになりました。
生徒たちは、AFSプログラム参加中のルールや交通ルール、防災上の注意事項など、日本で生活する上で重要なことをオリエンテーションでしっかり学びました。
長時間のフライトや時差ボケ、緊張で疲れが見えた生徒もいましたが、各地に移動した後、ボランティアに支えていただきながら地域の生活になじんでいくことと思います。
各地の様子は、AFSの公式SNS(ページ下アイコンからアクセス)でもご覧いただけます。留学生との交流会などを開催している支部もあります。ぜひ、お近くの支部の活動にご参加ください。
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