2022年5月下旬に来日したAFSの年間プログラムの生徒37人と、2022年8月に来日したセメスター生19人が2月初旬に帰国しました。日本で出会い一緒に時を過ごした仲間たちとの別れでは、涙あり笑顔あり。「また会おう!」「元気でね」「ありがとう」「また来いよ!」姿が見えなくなるまで、互いに手を振り合いました。
AFS日本協会は、毎年、3月と8月に海外から高校生を受け入れています。年間プログラムで来日する生徒の日本滞在期間は年間が約10ヶ月、セメスタープログラムで来日する生徒の滞在期間は約6ヶ月です。いずれの場合も、留学生は日本のファミリーと日常生活を送り、地域の高校に通います。どちらも、相互交流・相互理解を深めることを目的にしたプログラムです。
2022年に来日したAFSプログラム参加生は、コロナの影響で来日時期を変更せざるを得なくなり日本で過ごせる期間は短くなりました。中には2年以上待って来日を叶えた生徒もいました。待ちに待った日本での生活ではたくさんの思い出ができました。
長野南信支部での送別会では、「『ただいま』と帰宅すると『おかえり』と応えてくれる家族がいるのがとても幸せだった」と、ホストファミリーに感謝の気持ちを伝えた生徒がいたそうです。「いつも自分を気にかけてくれる人がいて、あぁ、自分はここにいていいのだな、と思えてそれが嬉しかったし、安心して過ごせてハッピーだった」という声も。
ホストファミリーを希望してくださる方と留学生のマッチング、学校との連携や留学生の「困った!」に応えたのは、各地のAFSボランティアです。ご自身も留学生だったという方やお子さんが留学生だったという方、国際交流に興味があってボランティアになった方、人と関わることが好きで続けてくださっている方など、AFSのボランティアには、さまざまな方がいます。
留学生と一緒に過ごすと、受け入れる側にも学びが生まれます。異文化交流、国際理解にご関心をお持ちの方は、ぜひボランティア説明会・ホストファミリー説明会にお越しください。
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