2022年5月下旬に来日した生徒のうち16名が、所定のプログラムを終えて10月下旬に帰国しました。
AFSの旗艦プログラムは約1年間の長期の交換留学事業です。日本から海外への派遣事業は、1-2月頃の冬に出発する組と、6-9月頃の夏に出発する組に分かれます。海外高校生の受入事業は、3月に来日する春組と、8月に来日する秋組の2つに大きく分かれます。
しかし、新型コロナウイルス感染症をめぐる水際対策により、10代の高校生が来日できる時期は大きく変わりました。2021年には文部科学省の補助授業「アジア高校生架け橋プロジェクト」に参加する生徒は、水際対策が緩和されたタイミングで来日できたものの、通常プログラムの生徒はタイミングが合わず、来日の機会を待ち続けることとなりました。
その間、残念ながら約600人の生徒が来日をあきらめてプログラム参加を辞退しました。また2022年5月にようやく来日を叶えた生徒のうち16名は、学業等の影響で滞在期間を短縮しなければならず、約半年を日本で過ごす「セメスター生」となりました。
当初の予定よりも短い期間となりましたが、その分、ホストファミリーや学校と一緒に過ごす時間は貴重になりました。日本に来るずっと前から、AFSボランティアと共に生徒とコミュニケーションを取ってくださっていたホストファミリーも多く、来日してからの関係づくりもスムーズでした。
留学生と一緒に過ごすと、受け入れる側にも学びが生まれます。異文化交流、国際理解にご関心をお持ちの方は、ぜひボランティア説明会・ホストファミリー説明会にお越しください。
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