11月14日、好天に恵まれ、長野県南部の松川町に集まり、3名のアジアの架け橋生(マレーシア、インドネシア、カンボジア)の歓迎会を開催することができました。

公民館前集合写真

当日はホストファミリー様もそれぞれに参加していただき、支部員も含め全部で25名の参加者でした。松川町の公民館でまずは3人の自己紹介でした。それぞれに他の参加者からの質問にも応えてもらいました。

マレーシア生

マレーシア生「(どんな日本語覚えましたか?の質問に)寒い、あったかい、楽しい、疲れた、お腹いっぱい、お腹すいた(笑)」
一生懸命知っている日本語を使って話そうとする姿勢はどの生徒も感じられました。きっと帰国する頃にはもっと流暢な日本語になるでしょう。

カンボジア生

カンボジア生「(日本に来てびっくりしたことは?の質問に)ホストシスターと横断歩道を渡っていたら車が停まったらお辞儀して渡り終わった後もお辞儀してお礼をいう礼儀正しさに驚きました」
交通ルールは法律で決まっていること以外にも暗黙のルールがあって新鮮な発見がある部分です。言語を使わずにお互い気持ちよく安全を守る工夫が日本らしいやり方であるのですが、私たち日本人には当たり前のことでも外国から来た人には新鮮に映るのでしょう。

インドネシア生

インドネシア生「(部活は何に入りましたか?の質問に)部活はラグビー部と弓道部に入りました。他にも色々な部活にチャレンジしてみたいです」
母国ではバトミントンをやっていたそうですが、やったことのないスポーツに挑戦しています。学校でも声をかけてくれる友達が増えてきているみたいです。

AEONの黄色いレシートキャンペーンで得た還付で、ホストファミリー支援の品物をお渡しすることができました。お米にシャンプー、洗濯用洗剤、カレールウ、衛生用品などささやかですが、ホストファミリーの皆様のお役に立てれば何よりです。

後半は場所を移動してりんご狩りです。

りんご園

訪問した宮澤農園は所謂大規模な観光農園とは違って、こだわりのりんごを栽培していらして、情熱的にりんごについて解説していただきました。

園主の説明

生徒たちは木になるりんごを見るのも、それを採るのも初めての体験です。皆、生き生きして嬉しそうでした。その場でいただいた、とれたての王林、ふじの美味しいこと!今まで食べていたりんごは何だったのだろうと思わせる味でした。これには生徒はもちろん、支部員やホストファミリーの皆さんも感動して、終了後も「りんごが美味しかった」「りんご狩りの体験が印象的だった」「これが今日の一番のイベント」と絶賛のコメントをいただきました。

りんごGET

留学生のための体験を通して、実は見過ごしていた自分の文化を知る典型的な例です。コロナになって対面のイベントは屋外のものを選んでいますが、この1年間で、おかげで日本人の私たちが地元の文化を知るよい機会となっています。

りんご畑集合写真 ※写真撮影時のみ、マスクを外しております。
留学生3人 ※写真撮影時のみ、マスクを外しております。

りんごの赤に負けないくらいに夕日に染まる南アルプスや伊那山脈の峰々にも見とれて、名残惜しい気持ちになりながら、解散となりました。きっとこの日の夕飯のデザートにはりんごが並んだのではないでしょうか。

りんご畑と南アルプス

今回の支部行事の開催にあたって、松川町と社団法人まつかわ観光まちづくりセンターに大変お世話になりました。地元の文化に特に詳しい地域の方に協力していただくことで、この地域ならではのより豊かな深い日本文化体験ができたように思います。最後になりますが、謹んでお礼を申し上げます。

AFSでは来年春以降に来日する生徒たちのホストファミリーを募集しています。ご興味のある方はまずは資料請求から、AFS日本協会HPからお問い合わせください。
(県内で安曇野市以南にお住いの方は、直接長野南信支部のメールアドレス [email protected]
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支部へのお問合せ

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