2021年10月、AFSは「アジア高校生架け橋プロジェクト」の第4期生を日本に迎えました。昨年同様、留学生は全員、国が定めた検疫手続きを経た上で、空港近くのホテルで2週間の自主待機期間を過ごしました。待ちに待った来日とはいえ、親元を離れ、個室で自主待機期間を過ごすことには緊張も伴います。施設には職員と一部ボランティアが常駐し、専門家の指導のもと、健康観察と生徒のサポートにあたりました。
また、各分野の専門家のご協力をいただき、衛生講習や日本語学習、異文化理解・学習に関する講習など、2週間を有益に過ごすためのカリキュラムを提供しました。
今回、異文化理解・学習に関する講習には、三菱UFJ銀行のソリューションプロダクツ部の方々にご協力をいただき、ボランティアとして生徒の学びをサポートしていただきました。
三菱UFJ銀行は社会貢献の一環として社員のボランティア活動を積極的に推進しています。三菱UFJ銀行は国内外にパートナーやクライアントを持ちグローバルに事業を展開するフィナンシャルグループですが、今回、ボランティアとして参加してくださったソリューションプロダクツ部の3人は、業務上での海外とのやりとりの経験だけでなく、長い海外在住経験や留学経験から、異文化で学ぼうとする生徒たちをサポートしたいという思いを持ち、AFSの活動に参加してくださいました。
2日間にわたって参加してくださったメンバーの3人。特に2日目のフリーセッションでは、お互いの自己紹介から、これからの留学生活が楽しみになるような各地域の特産品・名産品などの話、日本で受けたカルチャーショックの話など、生徒たちの興味をそそる話が盛りだくさん! 終始笑顔の絶えない、楽しいセッションとなりました。
これから始まる学校生活を前に、留学生からは「できるだけ日本の友だちをつくりたいが、どうしたらしつこいと思われずに済むか?」「女の子から男の子に話しかけたら変だと思われるか?」など、具体的な質問もたくさんありましたよ!
これから半年を日本で過ごす生徒たちにとって、グローバル市民として活躍する身近な「お姉さん」「お兄さん」の存在は、大きな励みとなったことでしょう。
ご支援をくださいました三菱UFJ銀行、そして、ボランティアとして参加してくださいましたソリューションプロダクツ部の方々へ、この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました。
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