この記事は、2021年2月に実施された、アジア高校生架け橋プロジェクト「高校生記者交流プログラム」参加生徒が執筆しました。


架け橋さんが見た日本、僕が聞いたカンボジア

高校名: 札幌新陽高等学
高校生記者名: 安藤 愛流(2年)
留学生名・出身国: カオリ 出身国:カンボジア

今回僕はカンボジアから来日したカオリさんにインタビューをしました。インタビューでは3つの質問をしましたが、どれもとても興味深くおもしろいものでした!

でもその前に……カンボジアとは?
インドシナ半島に位置し、ラオス、ベトナム、タイと国境を接し、南部は南シナ海に面していて、宗教は仏教(一部少数民族はイスラム教)で人口は約1,630万人の国です!

Question 1:日本の嫌いな食べ物はありますか?

ここでカオリは梅干し、小豆、甘い卵焼きが嫌いだと言っていました。これらの食べ物が苦手な理由はどれもカンボジアにはない味だと言っていました。甘い食べ物はカンボジアにはほとんどなく馴染みがなくて苦手だと言っていましたが例外でアイスクリームやシェイクは好きだと言っていました。カンボジアでは主に塩分の高いものを食べることが多くしょっぱいものを好む人が多いようです。

Question 2:カンボジアの経済状況について教えて下さい。

カンボジアでの経済状況はあまり良くないと言っていました。経済状況があまり良くない故に道路の整備ができなくて交通状況が悪化することが多く、車の横転などの事故も多いと言っていました。また、この経済状況の影響は医療にも影響しており一刻も早くこの経済状況をどうにかしなければならないと言っていました。

Question 3:日本の高校生についてどう思いますか?

カオリは日本の高校生は不思議と言っていました。カンボジアの高校生は皆高校卒業試験のためにたくさん勉強する。ほとんどの学生は朝6時半頃に家を出て、学校の後は塾や英語の学校に行き夜8時か9時頃帰宅するので、カンボジアの学生の方が忙しい。でもカオリは日本の教育システムの方がいいと思っているようです。

記者コメント:

カンボジアの経済状況、宗教観、嫌いな日本食などを聞くことができとても面白いと思いました。僕は最初カオリを見てカンボジアの人は甘いものが大好きだと思っていましたが、実は嫌いだという事実を聞いて驚きました。また、経済状況も思ってた以上に深刻で医療にも影響が出ていると聞きました。コロナが世界中で猛威を振っている今、早くこの経済状況が改善され医療が充実するようになってほしいと思いました。
宗教観に関しては二国間で大な違いがあると思っていたのですが、実際は、あまり大きな差がないようで逆に驚きました。カンボジアは非常に興味深い国でさらに調べたくなり、また現地の食べ物も食べたくなりました!
大学入学後にカンボジア留学も視野に入れたいと思いました。貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。


この記事のカテゴリー: カンボジア AFS活動レポート

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