公益財団法人AFS日本協会(以下、AFS)と三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、2021年に海外留学を予定する「三菱商事高校生海外留学奨学金」受給生を対象に、2021年5月21日(金)、オンラインで壮行会を開催しました。

「三菱商事高校生海外留学奨学金」はAFSの年間派遣プログラムに参加する生徒を対象に、三菱商事がその参加費を全額支援する奨学金です。本奨学金受給生の海外派遣は、2021年が初めてとなります*1。壮行会には、昨年からの振替参加生と、新たに選抜された生徒、計22名が出席しました。

2021年は、各国で新型コロナウイルス感染症への各種感染防止措置が取られている中での派遣となります。困難な時期にはなりますが、今回、プログラムに参加する生徒たちは、「困難な状況に飛び込み、乗り越えることで自信を高めたい」「積極的に人と関わり、自分の世界を拡げたい」「違いを理解し、受け入れようと努力をして、広い視野で物事を考えられるようになりたい」など、それぞれに力強い思いを発表しました。

当日は、三菱商事サステナビリティ・CSR部の洞様より、「感性の豊かな時期に海外に出ることで多くを吸収し、世界や日本、広く社会に貢献することを期待する」とのお言葉をいただきました。生徒たちは留学を応援してくださる方からのことばに、力強くうなずき、決意を新たにしていました。

それぞれの思いを胸に、留学に臨みます!

AFS日本協会の理事・事務局長の河野は、本奨学金について、「豊かな社会の実現を目指し地域社会・世界社会と共に発展していく三菱商事と、公正で平和な世界の実現を目指し多様な人々と共に生きる力を身につける機会を提供するAFSがコラボレーションした、記念すべきもの」と語っています。
第1期「三菱商事高校生海外留学奨学金」受給生は、2021年8月より、順次、出発を予定しています*2。AFSと三菱商事は、生徒の皆さんが留学を楽しみ、帰ってきてから元気な声を聞かせてくれることを楽しみにしています。

*1  新型コロナウイルスの世界的流行を受けて2020年度のプログラムが中止されたことから、本奨学金を受給する生徒の派遣は、2021年が初めてとなります。

*2  AFSは常に参加者の安全を最優先としてプログラムを運営しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)においても、AFS国際本部と各国AFS組織が連携して、感染状況や出入国に関する情報などを注意深く、継続的に確認しています。AFSのプログラム運営方針は、AFS WEBサイト COVID-19に対するAFSの対応 でご確認いただけます。

●AFSプログラム x 「三菱商事高校生海外留学奨学金」

「三菱商事高校生海外留学奨学金」は、異文化学習の機会を提供するAFSの年間派遣プログラムへの参加機会を経済的に支援する奨学金です。本奨学金は三菱商事の社会貢献事業のうち「次世代の育成・自立」の一環として実施されています。より多くの生徒がAFSの年間派遣プログラムに参加できるよう、参加費を全額給付し、国際的な相互理解や異文化学習に関心を持ちながらも経済的な理由で留学に踏み切れなかった生徒を応援しています。最新の募集情報は、AFS WEBサイト 年間派遣プログラム奨学金一覧よりご確認いただけます。


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