2021年3月28日の午後に2時間のアラムナイイベントをオンラインで開催しました。
留学した年が2014年から2019年のAFS帰国生を対象とした同窓会イベントで、約40名の帰国生がオンラインで集いました。
参加者は5名程度の班に分かれ、各班に運営側の学生ボランティアが2名参加する、留学前オリエンテーションを再現するようなオンライン交流環境を作りました。
各班ではアイスブレイクを目的とした、カタカナを使用しない自己紹介や、人狼ゲーム(村人役と人狼役の2つの陣営に分かれて、会話をしながらそれぞれの陣営の勝利を目指して戦うゲーム)を通じて、参加者同士の距離をグッと縮めることができました。
オンラインでも実際に会った時のような体験型のイベントになるように、運営側の学生ボランティアが最も工夫を凝らした点です。
その後メインとなる留学体験交換会として、班ごとに留学中の楽しかった話や、辛かった話を語らいました。
- アメリカ帰国生の参加者が留学中にラグビーチームで名前入りの賞をもらったそうです。その帰国生は留学中の経験から「向こうでラグビーを続けたい」と思い、9月からアメリカの大学に進学するそうです。
- ドイツ帰国生の一人はキャンドルを手に、これは思い出のキャンドルだと画面越しに話してくれました。時はさかのぼること現地で最期のオリエンテーションで、留学中つらいこともあったけれど、現地の仲間と話を共有してキャンドルに灯った火を消すことですっきりしよう!というイベントがあったそうです。「普段の生活でも大変なことはありますが、落ち込むことなく違う道を探す習慣が身につきました」と晴れ晴れとした表情で語ってくれました。
高校生で年間留学体験をした仲間同士だからこそ分かち合える話に花が咲きました。
《参加した帰国生の声》
- たくさん刺激を受けたし、留学経験が今に生きていることを再確認することができました。非常に意義のある良いイベントでした!(オーストラリア帰国生)
- とっても楽しかったです!久しぶりに自分の留学や当時の気持ちを振り返ることができて嬉しかったし、やっぱり留学をした人同士だからこそ語れることがあるんだなぁと思いました!(フランス帰国生)
《運営側の学生ボランティアの声》
- なぜ自分が学生ボランティアをしているのか、その先に何を求めているのかなど、学生ボランティアにとっても考えさせられるイベントで良い刺激になりました!(フィリピン帰国生)
◆運営者側の思いと、これから
学生ボランティアはオンラインのメリットをどう活かすか、オンラインでも実際に会った時のように没入できるイベントはどうやって作れるのか、そこに焦点を当て、1か月以上前から当日の細かい内容構成を行いました。
目指したのは「一生記憶に残るイベント」です。
最後に、AFS帰国生の皆さん
留学した当時は大きな決意と希望を抱いて、まだ見ぬ世界へ足を踏み入れ、そして、留学仲間と共に成長する環境があったと思います。
しかし、今ではそんな思い出を飾り合える「仲間」は身近にはほぼいないのではないでしょうか。
AFS日本協会東京学生部では今後も継続的にアラムナイイベントを開催して参ります。
ぜひ大切な思い出を振り返るために一度参加してみてください。
きっと忘れかけていた何か大切な思い出が蘇ると思います!
この度はご参加、ご協力くださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
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