1月19日、伊那市生涯学習センター「いなっせ」において、2019年春組生4人の送別会と昨夏帰国した65期生の帰国報告会、ならびに来月出発する67期冬組生の壮行会を開きました。
ホストファミリーの皆様が総出で来ていただいたり、これから留学をされたい生徒さんが参加してくださったりで、総勢50名以上の大きな集まりとなりました。

AFSの感謝状を生徒からホストファミリーへ
AFSの感謝状を生徒からホストファミリーへ

10ヶ月余の留学を終えようとするのは4名の生徒。ウルグアイ、アメリカ、タイ、フランスと出身もバラバラの4人です。
この留学中たくさんの嬉しいこと、楽しいこともありましたが、特に留学前半期は自国の文化との違いからの戸惑い、言語習得の苦労など不安や焦り、自信喪失など、どの生徒もありました。

苦手だったスピーチもできるように
苦手だったスピーチもできるように

65期帰国生はイタリア、ノルウェー、フランス、チェコとヨーロッパ圏への派遣生でしたが、同じヨーロッパでも気候も人の暮らし方もこんなに違うのか、と知ることができました。
政治や平和についてもっと考えるようになった、自分の親にもっと感謝したいと思った、負けず嫌いの自分を知り、そのことがいい面にも悪い面にも出てくることを知った、などなど異なる文化を学ぶことによって、今後どのように生きて行くのかの手がかりを見つけたようです。

午前中は帰国生座談会。アツく日本語で語りました
午前中は帰国生座談会。アツく日本語で語りました

生徒たちは皆、口々に「辛いことがあっても継続すること(keep on!)」「何と言ってもホストファミリーが支えてくれた」と語り、これから留学する67期生たちの心に届いたと思いました。
67期生は来月出発するパラグアイ派遣生が、まだホストファミリー決定の知らせがないけど、現地の人たちとの交わりを楽しみしているとの挨拶。
夏組生も前に出て、それぞれ派遣先の言語で「私は〇〇と言います」という基本の挨拶をしてくれました。

いつもより30分時間を延長して行った集まりでしたが、あっという間に時間はすぎてしまい、名残惜しく別れて帰路につきました。洋の東西を問わず、若い人のパッションに触れることができ、参加者全員満ち足りた思いの会となりました。

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