日本を将来的にリードする若者の相互交流を目的として外務省が実施する「対日理解促進交流プログラム」。その一環でアジア大洋州からの受入れを行う「JENESYS」の2019年プログラムで、AFS日本協会はインドからの大学生等76人を受け入れました。
参加者は11月19日に来日すると、「スポーツ交流(ラグビー)」「科学技術交流」「日本語コミュニケーション・文化交流」のグループに分かれて、施設視察や文化体験、ホームステイを行いました。

スポーツ(ラグビー)交流チームは、京都にて同志社大学におけるラグビー交流や⻄陣織会館での文化体験を行った後、JICAおよび日本ラグビーフットボール協会を訪問、NECグリーンロケッツ部内試合視察、 流通経済大学付属柏高校での交流などを行いました。

科学技術チームは、筑波大学、JAXA宇宙開発センター、チームラボプラネッツ、⽇⽴ショールーム、 ソフトバンクなどを訪問した後、日本各地に分かれて視察や交流を行いました。

沖縄:景勝地万座毛の景色を観望後、恩納村ビーチへ。滞在中はOIST:沖縄科学技術大学院大学にて研究環境などを見学、美ら海水族館、回転ずし、空手文化体験、温泉などたくさんの経験と交流をしました。
名古屋南支部:年間生と共に大府市長表敬訪問。インドの参加者から大阪の環境活動について質問したり、市長から日本の印象や来日後の経験などについて質問がありました。また、ホストファミリーと共に、高浜市「おとうふ工房いしかわ」にてざる豆腐作りを体験、各自お土産に持ち帰りました。
鳥取県支部:鳥取砂丘砂の美術館を見学後、鳥取砂丘にて散策。日本一危険な観光地「国宝三徳山三佛寺」への登山・参拝は参加者もかなり楽しめました。また、倉吉国際交流フェスティバルに参加し、インド料理の調理・販売も行いました。
大分支部:ホテルでの歓迎ランチ会の後は、着物着付けをして茶道体験。別府の温泉や地獄蒸し、うみたまご水族館も楽しみました。

日本語コミュニケーション・文化交流チームは、都内視察の後、石川県に向かうグループと、鹿児島県に向かうグループの2つに分かれました。

小松支部:九谷焼窯元「西盛友堂」さんにて伝統工芸体験。茶道や歌舞伎風メイク、舞台踊りなどの文化体験のほか、市長表敬訪問、公立小松大学の国際交流学部1、2年生32人と平和教育をテーマに意見交換会も行いました。
鹿児島の仙厳園で古武術体験。このほか、インドのゴア州と関わりがあるザビエル教会や知覧特攻平和会館などを訪れました。

一行は約10日間の滞在を終え、11月26日に帰国の途につきました。


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