2019年12月25日、一般財団法人 東海東京財団の主催で『「東海東京財団 留学奨学金」授与式および「高校生海外派遣助成」成果報告会』が開かれました。
「東海東京財団留学奨学金」は、グローバルに活躍できる人材の育成を目的として、AFS年間派遣プログラムで留学する愛知県在住の高校生を対象に100万円を給付する奨学金です。今年は第2期生として、ハンガリー、ベルギー、コスタリカにそれぞれ約1年間の留学をする3名が選ばれました。
奨学金授与式では冒頭、東海東京財団理事長の石田建昭様よりご祝辞を頂戴し、「いま、世界の中で日本がどう見られているか、そして今後、世界で日本がより積極的な役割を担っていくためにどうしたらよいか、若い時代に海外に行き、日本をどうするかを考えてほしい。大志をもって進んでほしい。」と、激励をいただきました。
続いて、AFS日本協会の理事長、加藤暁子が、自分自身の留学経験を振り返りながら、高校生のときに留学したアメリカでの出会いからその後の自分の生き方、キャリアが形成されたことを語り、「いまが人生のスタートライン。切り開くのは自分。自分でやらないとダメ、ぜひいろいろチャレンジしてほしい。」と、これから留学する生徒たちに熱いメッセージが送られました。
第2期生は、「美しいヨーロッパの建築を見、日本の文化も伝えたい」、「日本という限られた世界だけでなく、世界のさまざまな文化を知った上で人の役にたつモノづくりをしたい」、「多くの新しいことに挑戦していき、生き方に活かしていきたい」とそれぞれ抱負を語りました。ご支援をいただいている感謝と激励の言葉を胸に、頑張ってくださることを期待します。
東海東京財団について
一般財団法人東海東京財団は、地域の将来を担う人材やグローバルに活躍できる人材の育成、地域社会において、国際経済や社会への理解を促す機会の創出、文化・芸術振興などを通じて、地域社会の将来の発展に寄与することを目的に設立された財団です。AFSで年間留学をする生徒への奨学金のほか「高校生海外派遣助成」など、次世代に海外の知識を得てほしいとさまざまな支援をしています。
東海東京財団留学奨学金
【地域】 愛知県
【金額】 100万円
【対象者】 学業・人物とも優秀で、保護者の給与等の年間収入の合計額が800万円以下である者
【人数】 最大5名
東海東京財団留学奨学金
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