9月28日、29日。長野南信支部の留学生10名と日本人高校生6名の1泊キャンプを国立高遠青少年自然の家で開催しました。
参加した留学生はアメリカ、フランス、タイ、ウルグアイ、ロシア、フィンランド、ベルギー、ラオス、ネパール、マレーシアの10人です。同じ国がひとつもなくて、まさにインターナショナル! 日本人高校生の参加者もいろいろな高校から参加してくれました。
初日午後は4つのグループに分かれてオリエンテーリングです。宿舎より離れたところのチェックポイントだと点数が高いので、時間内に高得点を取るために皆で協力します。
そこはグループの雰囲気次第で、山を走るグループ、のんびり歩くグループなど色々でしたが、初秋の高遠の自然を満喫できたようです。
ゴールの後の成績発表に歓声が上がり、どのグループにも惜しみない拍手です。
夜はチーム対抗室内ゲーム。留学生に関するYES/NOクイズはそれぞれの意外な一面を知ることができました。簡単な日本語の単語を絵カードで順番に言っていく陣地とりゲームMeet & Jankenは大いに盛り上がりました。
ゲームを通して見ると、普段は間違いが恥ずかしくて小さな声になってしまう日本語も大きな声で言えます。
最後はランキングビンゴ。「外国の人が好きな日本の食べ物は?」「好きなアニメは?」などのランキングをビンゴで当てるゲームです。「1位は寿司!」「いや、ラーメン!」「『ワンピース』は外せないよね~」などなどそれぞれのこだわりがあり、賑やかでした。ゲームが終わる頃にはすっかり仲良く打ち解け、合宿の目的である「参加者全員と親しくなる」が早速に達成できました。
2日目は郷土食の「五平餅」作りに挑戦。ご飯を潰して、扁たい団子状にして、両面を香ばしく焼いたら胡桃味噌をたっぷりつけていただきました。
調理も片付けも全員で協力して和気藹々、楽しい時間を過ごしました。できたてのアツアツの五平餅を皆で頬張りました。
参加者は高遠の自然を満喫して、同世代の異なるたくさんの国の人たちと交流して、日本語も英語もそのほかの言語も誰かがカタコトでも心は通じ合える、という実感を持ってもらえたようです。
はじめは緊張していた様子だったのが、解散の頃は皆笑顔で、また会えたらいいね、と手を振りながら別れました。
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