今年のHIROSHIMA平和学習は、8月16日~18日の3日間、広島市国際青年会館研修室(アステールプラザ)にて開催しました。
毎年、3月に日本にやってきたAFS留学生を各地からヒロシマに招いて実施していますが、今年は11か国17人が参加しました。プログラムは、平和公園内の碑巡り、資料館見学、被爆証言の聴講や原爆にまつわるドキュメンタリー映画の視聴など。戦争の悲惨さ、平和の大切さを学ぶと同時に被爆を乗り越え発展した広島の街を散策し、世界平和のあり方について、自分なりに何をどうすれば良いかを考えていきます。
初めての試みとして、基町高校の有志による被爆絵画を鑑賞したことは、とても有意義であったと思います。戦争を知らない同じ世代の高校生が、原爆について話を聞き描いたという絵画は、平和について考えるきっかけになったようです。見たこともない恐ろしい光景を描くことは大変であっただろうと、熱心に聞いていました。
被爆証言の聴講では直接被爆者の田中稔子さんのお話を伺い原爆の恐ろしさを知り、碑巡りやドキュメンタリー映画からは、自分達がができる平和活動について意見交換しながら考えることができました。
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